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にんぎょう-じたて ―ギヤウ― [5] 【人形仕立て】🔗🔉

にんぎょう-じたて ―ギヤウ― [5] 【人形仕立て】 〔人形に着せる着物の仕立てに似ていることから〕 (1)男物和服の袖の袖付け止まりから袖下までをあきとせずに縫いふさぐ仕立て方。また,縫いふさいであるところ。人形袖。 (2)「比翼(ヒヨク)仕立て」に同じ。

にんぎょう-しばい ―ギヤウ― [5] 【人形芝居】🔗🔉

にんぎょう-しばい ―ギヤウ― [5] 【人形芝居】 ⇒人形劇(ニンギヨウゲキ)

にんぎょう-じょうるり ―ギヤウジヤウ― [5] 【人形浄瑠璃】🔗🔉

にんぎょう-じょうるり ―ギヤウジヤウ― [5] 【人形浄瑠璃】 日本固有の人形劇の一。三味線伴奏で語る義太夫節などの浄瑠璃に合わせて人形を遣うもの。語り物と人形の結び付きは古く上代よりあったが,室町後期に起こった浄瑠璃節が,江戸初期三味線と提携して,人形芝居を上演するようになって成立した。作者に近松門左衛門,太夫に竹本義太夫などが出て,演劇の一様式として確立し,歌舞伎にも影響を与えた。現在「文楽」として伝承されているものはその流れである。 →浄瑠璃

にんぎょう-つかい ―ギヤウツカヒ [5] 【人形遣い】🔗🔉

にんぎょう-つかい ―ギヤウツカヒ [5] 【人形遣い】 (1)人形芝居で,人形を操る人。 (2)「傀儡師(カイライシ)」に同じ。

にんぎょう-で ―ギヤウ― [0] 【人形手】🔗🔉

にんぎょう-で ―ギヤウ― [0] 【人形手】 中国,明代の青磁の一。多く,内面に人物をほぼ等間隔に型押ししてあるのでいう。

にんぎょう-ぶり ―ギヤウ― [0] 【人形振り】🔗🔉

にんぎょう-ぶり ―ギヤウ― [0] 【人形振り】 歌舞伎の義太夫狂言で,一場面または一部だけ,演者が人形の動きをまね,人形遣いに操られるような演技をすること。「本朝廿四孝」の「奥庭」の八重垣姫,「櫓」のお七など。

にんぎょう-まわし ―ギヤウマハシ [5] 【人形回し】🔗🔉

にんぎょう-まわし ―ギヤウマハシ [5] 【人形回し】 「傀儡師(カイライシ)」に同じ。

にんぎょう-とうげ ニンギヤウタウゲ 【人形峠】🔗🔉

にんぎょう-とうげ ニンギヤウタウゲ 【人形峠】 鳥取県と岡山県との県境にある峠。海抜739メートル。付近一帯にウラン鉱床があり,1956年(昭和31)から採掘が始められた。

にんぎょうのいえ ニンギヤウノイヘ 【人形の家】🔗🔉

にんぎょうのいえ ニンギヤウノイヘ 【人形の家】 〔原題 (ノルウエー) Et Dukkehjem〕 イプセンの戯曲。三幕。1879年作。主人公ノラが自分は従順でかわいい人形でしかなかったことを悟り,一個の独立した人間として生きるために家を出る過程を描く。女性解放運動に大きな影響を与えた。

大辞林 ページ 151591