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にんげん-かがく ―クワ― [5] 【人間科学】🔗⭐🔉
にんげん-かがく ―クワ― [5] 【人間科学】
広く人間にかかわる諸事象を研究する学問の総称。言語学・精神医学・人類学などの急速な発展に伴って用いられるようになった語。
にんげん-がく [3] 【人間学】🔗⭐🔉
にんげん-がく [3] 【人間学】
〔anthropology〕
〔哲〕 人間の心身の本質を論究する哲学的考察。宇宙における人間の位置,人間の身体や気質,魂や精神などの在り方を研究し,古来哲学の一部門をなす。これと区別される現代の科学的人間学は人類学と呼ばれる。アントロポロギー。
にんげん-がくてき-しょうめい [0] 【人間学的証明】🔗⭐🔉
にんげん-がくてき-しょうめい [0] 【人間学的証明】
〔哲〕 デカルトによる神の存在証明。我々が完全者たる神という観念を有して存在していることは疑えない。しかるに完全者の観念を不完全な存在たる我々が与えることはできぬから,その原因として完全者たる神が必然的に存在する,というもの。人性論的証明。
→神の存在証明
にんげん-がくてき-しんりがく [11] 【人間学的心理学】🔗⭐🔉
にんげん-がくてき-しんりがく [11] 【人間学的心理学】
人間の全体性や主体性を重視し,生きる意味や価値などの問題を追究する心理学。精神分析・行動主義に対する第三の勢力として主張された。人間性心理学。
にんげん-かんきょう-せんげん ―クワンキヤウ― 【人間環境宣言】🔗⭐🔉
にんげん-かんきょう-せんげん ―クワンキヤウ― 【人間環境宣言】
1972年6月,ストックホルムの国連人間環境会議で採択された宣言。人間環境の保全と向上に関して,世界の人々を啓発し,指導するための共通の見解と原則を規定している。前文七項と二六の原則からなる。
にんげん-かんけい ―クワン― [5] 【人間関係】🔗⭐🔉
にんげん-かんけい ―クワン― [5] 【人間関係】
社会・組織・集団などにおける人と人との関係。特に,個人と個人との心理面・感情面での関係をいう。
にんげん-かんけいろん ―クワンケイ― [7] 【人間関係論】🔗⭐🔉
にんげん-かんけいろん ―クワンケイ― [7] 【人間関係論】
⇒ヒューマン-リレーションズ
にんげん-きかいろん 【人間機械論】🔗⭐🔉
にんげん-きかいろん 【人間機械論】
〔フランスの唯物論者ラ=メトリーの同名の著(原題 (フランス) L'homme-machine 1748年刊)による〕
人間をもっぱら物理的な因果律によってはたらく機械としてとらえる考え。人間の精神(心)や生命に特別なはたらきを認めない唯物論または近代科学の人間観の顕著な考え。
大辞林 ページ 151593。