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――を突・く🔗🔉

――を突・く ひたいを地や床につけるようにしてお辞儀や礼拝をする。ぬかずく。叩頭(コウトウ)する。「僧都の君,いみじうぬかをさへつきて/枕草子 136」

ぬか (終助)🔗🔉

ぬか (終助) 〔上代語〕 動詞の未然形に付いて,願望の意を表す。…てくれないかなあ。…てほしいなあ。「我妹子ははやも来―と待つらむを沖にや住まむ家付かずして/万葉 3645」「この見ゆる雲ほびこりてとの曇り雨も降ら―心足らひに/万葉 4123」 〔本来は,上代における打ち消しの助動詞「ぬ」に係助詞「か」の付いた語とみられるが,「ぬ」にはすでに打ち消しの意が薄れて,「ぬか」で願望の意を表す助詞化したものとされる〕

ぬ-か (連語)🔗🔉

ぬ-か (連語) 〔打ち消しの助動詞「ず」の連体形「ぬ」に疑問の係助詞「か」の付いたもの〕 打ち消しの意を込めた疑問の意を表す。…ないのか。「今は来じと思ふものから忘れつつ待たるることのまだもやま―/古今(恋五)」「親の顔はゆかしきものとこそ聞け。さもおぼされ―/源氏(玉鬘)」

ヌガー [1] (フランス) nougat🔗🔉

ヌガー [1] (フランス) nougat キャンデーの一。水あめ・砂糖を煮つめ,泡立てた卵白などを混ぜ込んだ,白くやわらかなもの。ナッツなどを入れる。

ぬか-あぶら [3] 【糠油】🔗🔉

ぬか-あぶら [3] 【糠油】 米糠からとった油。食用・工業用。こめぬかあぶら。

ぬか-あめ [3] 【糠雨】🔗🔉

ぬか-あめ [3] 【糠雨】 非常に細かい雨。霧雨。こぬかあめ。

ぬか-えび [2] 【糠海老】🔗🔉

ぬか-えび [2] 【糠海老】 淡水または汽水域にすむエビ。体長2〜3センチメートル。黒褐色または青褐色。干しエビなどにする。東北地方から本州中部にかけて分布。

ぬか-か [2] 【糠蚊】🔗🔉

ぬか-か [2] 【糠蚊】 双翅目ヌカカ科の昆虫の総称。形状は蚊に似るが,より小形で体長は普通2ミリメートル以下。日本には七〇種が知られ,多くは人畜から吸血する。糠子(ヌカゴ)。糠蠅(ヌカバエ)。めまとい。まくなぎ。ぬかが。[季]夏。

大辞林 ページ 151618