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ぬかみそ-づけ [0] 【糠味噌漬(け)】🔗🔉

ぬかみそ-づけ [0] 【糠味噌漬(け)】 糠味噌に漬けた漬物。ぬかづけ。どぶづけ。

ぬかみそ-にょうぼう ―バウ [5] 【糠味噌女房】🔗🔉

ぬかみそ-にょうぼう ―バウ [5] 【糠味噌女房】 〔糠味噌くさい女房の意〕 家事に追われて身だしなみをかまわなくなった妻。また,自分の妻を謙遜していう語。

ぬかみそ-くさ・い [6] 【糠味噌臭い】 (形)[文]ク ぬかみそくさ・し🔗🔉

ぬかみそ-くさ・い [6] 【糠味噌臭い】 (形)[文]ク ぬかみそくさ・し (1)糠味噌のにおいがする。 (2)妻が家事に追われて,すっかり所帯じみたさまである。「―・い古女房」

ぬ-かも (連語)🔗🔉

ぬ-かも (連語) 〔完了の助動詞「ぬ」の終止形「ぬ」に詠嘆の終助詞「かも」の付いたもの。上代語〕 …てしまったなあ。「防人(サキムリ)に立たむ騒きに家の妹(イム)が業(ナ)るべきことを言はず来(キ)―/万葉 4364」

ぬ-かも (連語)🔗🔉

ぬ-かも (連語) 〔打ち消しの助動詞「ず」の連体形「ぬ」に願望の終助詞「かも」の付いたもの。上代語〕 (上にある助詞「も」と呼応して)ある事態の生ずることを願望する意を表す。…てくれないかなあ。…てほしいなあ。「吉野川行く瀬の早みしましくも淀むことなくありこせ―/万葉 119」「梅の花今咲けるごと散り過ぎず我が家(ヘ)の園にありこせ―/万葉 816」 →かも(終助)

ぬ-か-も (連語)🔗🔉

ぬ-か-も (連語) 〔打ち消しの助動詞「ず」の連体形「ぬ」に係助詞「か」と詠嘆の終助詞「も」の付いたもの。上代語〕 打ち消しの意の詠嘆を表す。…ないなあ。…ないことだなあ。「あをによし奈良の都にたなびける天(アマ)の白雲見れど飽か―/万葉 3602」「日な曇り碓氷(ウスイ)の坂を越えしだに妹が恋しく忘らえ―/万葉 4407」

ぬか-よろこび [3] 【糠喜び】 (名)スル🔗🔉

ぬか-よろこび [3] 【糠喜び】 (名)スル あてがはずれた,はかない喜び。小糠祝い。「―に終わる」「誤報に―させられる」

ぬかり [0] 【抜かり】🔗🔉

ぬかり [0] 【抜かり】 ぬかること。手落ち。手ぬかり。油断。「準備に―はない」

大辞林 ページ 151621