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ぬ・る 【濡る】 (動ラ下二)🔗🔉

ぬ・る 【濡る】 (動ラ下二) ⇒ぬれる

ぬる・い [2] 【温い】 (形)[文]ク ぬる・し🔗🔉

ぬる・い [2] 【温い】 (形)[文]ク ぬる・し (1)熱さが不十分である。なまあたたかい。飲み物や液体の温度にいうことが多い。「風呂が―・い」「お茶が―・い」 (2)厳しさが足りない。手ぬるい。軟弱だ。「そんな―・いやり方ではいい後継者は育たない」 (3)動きが激しくない。ゆるやかだ。「これは風―・くこそありけれとて,御扇おき給ひて/源氏(若菜下)」 (4)才覚がにぶい。愚鈍だ。「はかばかしき方(=政治的ナ方面)には―・く侍る家の風の/源氏(若菜上)」 (5)情熱がうすい。熱心でない。「かかればこそ,世の覚えの程よりは内々の御心ざし―・きやうにはありけれ/源氏(若菜上)」 [派生] ――さ(名)

ぬる-かん [0] 【温燗】🔗🔉

ぬる-かん [0] 【温燗】 酒の燗の温度を低めにすること。また,その酒。

ぬる・し 【温し】 (形ク)🔗🔉

ぬる・し 【温し】 (形ク) ⇒ぬるい

ぬるで [0] 【白膠木】🔗🔉

ぬるで [0] 【白膠木】 ウルシ科の落葉小高木。山野に自生。葉は大形の羽状複葉で,中軸に翼があり,枝先に密に互生する。夏,枝頂に白色の小花を円錐状に多数つける。果実は扁球形で赤熟する。葉は紅葉が美しい。また,葉に虫こぶを生じ,これを乾燥したものを五倍子・付子(フシ)と呼び,タンニンの原料とする。フシノキ。 白膠木 [図]

ぬるで-の-みみふし [6] 【白膠木耳五倍子虫】🔗🔉

ぬるで-の-みみふし [6] 【白膠木耳五倍子虫】 アブラムシ{(1)}の一種。体長約1.3センチメートル。成虫には有翅と無翅があり,無翅型は白色のろう質におおわれる。春から夏にかけてヌルデの枝・葉に寄生して虫こぶをつくる。ヌルデミミフシ。ヌルデアブラムシ。

ぬる-ぬる🔗🔉

ぬる-ぬる ■一■ [1] (副)スル (1)水気があってなめらかで,滑りやすいさま。ぬらぬら。「石に苔が生えて―(と)する」 (2)粘液状のものがうごめくさま。柔らかくてつかもうとすると抜け出るようなさま。「―(と)したナメクジのようなもの」 ■二■ [0] (名) 水気を含んでなめらかで,つかもうとするとするりと逃げるようなもの。「―が手に残る」 ■三■ [0] (形動) {■一■}に同じ。「―な物」

大辞林 ページ 151657