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の-ねんぐ 【野年貢】🔗🔉

の-ねんぐ 【野年貢】 反別に納入額が定められた野手(ノテ)。雑税(小物成(コモノナリ))の一種で年貢(本途物成)ではなく,村高には繰り込まれない。

のの🔗🔉

のの 日・月・神・仏など,尊ぶべきものをさしていう幼児語。ののさま。「音せでおよれ,―へ参ろ/浄瑠璃・門出八島」

ののいち 【野々市】🔗🔉

ののいち 【野々市】 石川県南部,石川郡の町。近世,北陸街道の宿場町。金沢市に隣接し,住宅地化が進行。

の-の-おきな 【野の老・野の翁】🔗🔉

の-の-おきな 【野の老・野の翁】 〔ひげ根を老人のひげに見立てていう〕 トコロ(野老)の異名。

ののぐち 【野之口】🔗🔉

ののぐち 【野之口】 姓氏の一。

ののぐち-たかまさ 【野之口隆正】🔗🔉

ののぐち-たかまさ 【野之口隆正】 (1792-1871) 江戸末期の国学者。津和野藩士の子。のち大国と改姓。号は真瓊園(マニソノ)など。津和野藩黌国学教師。平田篤胤・村田春門に師事。長崎に遊び蘭学・梵書を研究。勤王の大義を鼓吹した。著「学統弁論」「本学挙要」「古伝通解」「真爾園翁歌集」など。

ののぐち 【野々口】🔗🔉

ののぐち 【野々口】 姓氏の一。

ののぐち-りゅうほ ―リフホ 【野々口立圃】🔗🔉

ののぐち-りゅうほ ―リフホ 【野々口立圃】 (1595-1669) 江戸初期の俳人。京都の人。名は親重(チカシゲ)。別号を松翁・松斎・如入斎。雛人形細工を業としたという。連歌を猪苗代兼与,和歌を烏丸光広に学ぶ。俳諧は貞徳門だが,のち独立した。画・文にも巧みである。俳画の体をなす絵を残す。著「おさな源氏」「はなひ草」「河船徳万歳」など。

の-の-くら 【野倉】🔗🔉

の-の-くら 【野倉】 平安時代の大蔵省の倉庫の一。薬種貯蔵に用いられた。のぐら。

のの-さま [1][2]🔗🔉

のの-さま [1][2] 「のの」を敬っていう幼児語。のんのさま。ののさん。

ののしり [4] 【罵り】🔗🔉

ののしり [4] 【罵り】 (1)ののしること。「―をあびる」 (2)騒ぎ立てること。「この兄殿の御―にかかりて/大鏡(道隆)」

ののし・る [3] 【罵る】 (動ラ五[四])🔗🔉

ののし・る [3] 【罵る】 (動ラ五[四]) (1)大声で非難する。どなってしかる。「人前かまわず―・る」 (2)口汚く悪口を言う。「役立たずめと犬を―・る」 (3)声高にものを言う。やかましく騒ぎ立てる。「日しきりにとかくしつつ,―・るうちに夜更けぬ/土左」 (4)大きな音がする。「響き―・る水の音を聞くにも…/源氏(蜻蛉)」 (5)世間の評判になる。また,やかましくうわさする。善悪ともにいう。「この世に―・り給ふ光源氏/源氏(若紫)」 [可能] ののしれる

大辞林 ページ 151871