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の-なんの 【の何の】 (連語)🔗🔉

の-なんの 【の何の】 (連語) ⇒なんの(副助)

のに🔗🔉

のに 〔接続助詞「に」の前に準体助詞「の」が挿入されてできたもの。近世以降の語〕 活用語の連体形に接続する。形容動詞型活用の場合,終止形に接続することもある。 ■一■ (接助) (1)既定の逆接条件を表す。意味内容の対立する二つの事柄を,意外・不服の気持ちをこめてつなぐ。「昔は静かだった―,今は自動車の洪水だ」「一生懸命勉強した―,だれもほめてくれない」「もうすっかり丈夫な(だ)―,旅行を許してくれない」また,「というのに」「いいのに」の形で慣用的に用いられることもある。「正月だという―,晴れ着も作れない」「よせばいい―,無理するからよ」 (2)逆接的な意味がほとんどなく,ただ二つの事柄をつらねて言い表す場合に用いられることもある。「併しお前は上品だ―肌目が細かいから,汗なんぞをおかきではないね/人情本・英対暖語」 ■二■ (終助) 〔■一■における,前件に対する後件が省略されたもの〕 (1)意外な結果に対する,恨み・不服の気持ちを表す。「欲しいと言えば,買ってあげた―」「ああ,せっかく学校が休みな―なあ」 (2)相手の非を責め,なじる気持ちを表す。「知りませんって言えばいい―」「以前からのお知り合いでいらっしゃった―ねえ」

の-に (連語)🔗🔉

の-に (連語) 〔準体助詞「の」に格助詞「に」が付いたもの〕 (1)…のものとして。「衣装などもこういう折―ふさわしいものではなかった」 (2)…である場合に。…している際に。「この暑い―,よく上着など着ていられるものだ」「この雪の降る―,ずっと歩いて来たんですって」

の-ね (連語)🔗🔉

の-ね (連語) 〔終助詞「の」「ね」が重なったもの〕 言いきかせたり念を押したりする意を表す。現代語では主として女性が用いる。「もう勉強はすんだ―」「もう春な―」

の-ねこ [2] 【野猫】🔗🔉

の-ねこ [2] 【野猫】 飼い主のない猫。のら猫。

大辞林 ページ 151870