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の-の-みや 【野の宮】🔗🔉

の-の-みや 【野の宮】 皇女が伊勢の斎宮または賀茂の斎院になるとき,斎戒のために一年間こもる仮の宮殿。斎宮のものは嵯峨,斎院のものは紫野にあった。「これなる森を人に尋ねて候へば,―の旧跡とかや申し候ふほどに/謡曲・野宮」

ののみや-の-はらい ―ハラヒ 【野の宮の祓】🔗🔉

ののみや-の-はらい ―ハラヒ 【野の宮の祓】 斎宮・斎院が野の宮に移るにあたって川でみそぎをすること。

ののみや-びと 【野の宮人】🔗🔉

ののみや-びと 【野の宮人】 野の宮にお仕えする人。「たのもしな―の植うる花しぐるる月にあすはなるとも/順集」

ののみや 【野宮】🔗🔉

ののみや 【野宮】 能の一。鬘物(カズラモノ)。嵯峨野の宮の旧跡を訪れた旅僧の前へ六条御息所の霊が現れ,賀茂の祭に葵の上と車争いをして敗れたことを語り,源氏の君と契った昔を回想して語り舞う。

ののむら 【野々村】🔗🔉

ののむら 【野々村】 姓氏の一。

ののむら-にんせい 【野々村仁清】🔗🔉

ののむら-にんせい 【野々村仁清】 江戸初期の陶工。丹波国の人。通称,清右衛門。京都御室(オムロ)の仁和寺近くで開窯。色絵陶器を完成し,京焼の祖とされる。特に,金銀を用いた「色絵藤花図茶壺」「色絵雉子香炉」などの名作で知られる。生没年未詳。

のの-め・く (動カ四)🔗🔉

のの-め・く (動カ四) 声高に呼ぶ。騒ぎ立てる。わめく。「見る人皆―・き感じ,或ひは泣きけり/宇治拾遺 12」

の-は (連語)🔗🔉

の-は (連語) 〔準体助詞「の」に係助詞「は」が付いたもの〕 用言を名詞化して文の題目とする。…ことは。…ものは。「言う―易しいが行う―むずかしい」「大きい―三メートルにもなる」

大辞林 ページ 151872