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のり-めん [0][3] 【法面】🔗🔉

のり-めん [0][3] 【法面】 切土(キリド)や盛土(モリド)によって造られた傾斜地の斜面部分。のりづら。「―勾配」「―保護」

のり-もの [0] 【乗(り)物】🔗🔉

のり-もの [0] 【乗(り)物】 馬・牛・輿(コシ)・駕籠(カゴ)・汽車・電車・自動車など人を乗せて運ぶものの総称。「―の便が悪い」「―に酔う」

のりもの-いしゃ 【乗(り)物医者】🔗🔉

のりもの-いしゃ 【乗(り)物医者】 自家用の駕籠に乗って往診する医者。はやっている医者をいう。

のりもの-かご 【乗(り)物駕籠】🔗🔉

のりもの-かご 【乗(り)物駕籠】 江戸時代,将軍・大名・公卿,あるいは医者・僧・武士などの乗った,引き戸のついた駕籠。

のりもの-よい ―ヨヒ [0] 【乗(り)物酔い】 (名)スル🔗🔉

のりもの-よい ―ヨヒ [0] 【乗(り)物酔い】 (名)スル 乗り物に乗ったために,気分が悪くなって吐き気や嘔吐(オウト)をもよおす病的状態。加速度病。

のり-もの 【賭物】🔗🔉

のり-もの 【賭物】 弓馬・双六(スゴロク)・連歌などの勝負事に賭(カ)ける品物。かけもの。「よき―はありぬべけれど,かるがるしくはえ渡すまじきを/源氏(宿木)」

のり-ゆみ [0] 【賭弓】🔗🔉

のり-ゆみ [0] 【賭弓】 (1)賞品を賭(カ)けて弓を射ること。 (2)平安時代,宮廷年中行事の一。射礼(ジヤライ)の翌朝(正月一八日)に,左右の近衛府・兵衛府の舎人(トネリ)が弓射の技を競うのを弓場殿(ユバドノ)で天皇が見る儀式。勝ち方には賭物(ノリモノ)が与えられ,負け方には罰酒が課された。賭弓の節(セチ)。

のりゆみ-の-かえりあるじ ―カヘリアルジ 【賭弓の還り饗】🔗🔉

のりゆみ-の-かえりあるじ ―カヘリアルジ 【賭弓の還り饗】 賭弓{(2)}のあと,勝者の大将が自分の味方の者を招いて行う宴会。賭弓の還(カエ)り立ち。

のりゆみ-の-かえりだち ―カヘリダチ 【賭弓の還り立ち】🔗🔉

のりゆみ-の-かえりだち ―カヘリダチ 【賭弓の還り立ち】 「賭弓の還り饗(アルジ)」に同じ。「―,相撲のあるじなどには/源氏(竹河)」

のりゆみ-の-せち 【賭弓の節】🔗🔉

のりゆみ-の-せち 【賭弓の節】 「賭弓{(2)}」に同じ。

の・る [0] 【乗る】 (動ラ五[四])🔗🔉

の・る [0] 【乗る】 (動ラ五[四]) (1)物の上にあがる。 ⇔おりる 「机の上に―・ってはいけない」「踏み台に―・って書棚の本を取る」「猫がひざの上に―・る」 (2)乗り物の上や中に身を置いて移動する。 ⇔おりる 「馬に―・る」「ボートに―・る」「電車に―・る」 (3)(「道にのる」の形で)その道を行く。「国道に―・る」「其の道に―・りて往でまさば/古事記(上)」 (4)他人の考えなどを土台とする。のっかる。「先人の仮説に―・って論を展開する」 (5)他からの持ちかけに応ずる。(ア)(計画・企画などに)参画する。仲間として加わる。 ⇔おりる 「誘いに―・る」「一口―・らないか」(イ)つりこまれる。のせられる。「計略に―・る」「うっかり口車に―・る」「もうその手には―・らない」「誘惑に―・る」(ウ)相手になる。「相談に―・る」 (6)勢いにまかせて進む。「勝ちに―・って相手を攻める」「調子に―・って車をとばす」「図に―・っていたずらをする」「興に―・る」 (7)動き・調子などにうまく合う。「軽快なリズムに―・って踊る」 (8)十分につく。よくつく。「印刷インクがよく―・る紙」「白粉(オシロイ)が―・らない」 (9)水の流れや風などによって運ばれる。「太鼓の音が風に―・って聞こえてくる」「黒潮に―・ってカツオの群れがやってくる」「ニュースは電波に―・って世界中に広まる」 (10)(「気がのる」などの形で)そうする意欲がわく。調子がでる。やる気が起きる。「この仕事にはあまり気が―・らない」「気分が―・ってくると仕事がはかどる」 (11)自分がしていることに満足して調子づく。「君,きょうは―・ってるねえ」 (12)とりついて離れない。また,乗り移る。「妹は心に―・りにけるかも/万葉 1896」「われに十禅師権現―・りゐさせ給へり/平家 2」 (13)(「実がのる」の形で)実がつく。みのる。[日葡] (14)(普通「ノル」と書く)邦楽で,テンポを速める。 〔「乗せる」に対する自動詞〕 [可能] のれる [慣用] 脂(アブラ)が―・軌道に―・尻馬に―・玉の輿(コシ)に―・波に―/大船に乗ったよう

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