複数辞典一括検索+

はかなし-ごと 【果無し事】🔗🔉

はかなし-ごと 【果無し事】 特に取り立てていうほどでもないこと。とりとめのないこと。はかなごと。「今宵は少しうちとけて―なども言ふ/源氏(竹河)」

はかな・ぶ 【果無ぶ】 (動バ上二)🔗🔉

はかな・ぶ 【果無ぶ】 (動バ上二) 頼りなく見える。「―・びたるこそ女はらうたけれ/源氏(夕顔)」

はかな・む [3] 【果無む・儚む】 (動マ五[四])🔗🔉

はかな・む [3] 【果無む・儚む】 (動マ五[四]) はかないと思う。「世を―・む」

ばか-に [1] 【馬鹿に】 (副)🔗🔉

ばか-に [1] 【馬鹿に】 (副) 普通でなく程度が並外れているさま。異様に。いやに。ひどく。「今日は―暑い」

パガニーニ Niccol Paganini🔗🔉

パガニーニ Niccol Paganini (1782-1840) イタリアのバイオリン奏者・作曲家。卓絶した演奏技巧で知られ,ロマン的で技巧に富むバイオリン協奏曲・奇想曲などを作曲。

は-がね [0] 【鋼・刃金】🔗🔉

は-がね [0] 【鋼・刃金】 (1)鉄を主成分とする加工用金属材料の総称。炭素含有量,添加元素の違いにより種々の性質をもつ。鋼鉄。 (2)刀剣の刃にする鉄。また,刀剣。 (3)強靭な本質。「度々―を顕はして逞ましき者なり/盛衰記 1」 →鋼(1)[表]

――を鳴ら・す🔗🔉

――を鳴ら・す (1)武威をほこる。「この世では―・いた侍が/狂言・武悪(虎寛本)」 (2)勢威を振るう。名前が知られている。「随分―・す後家達/浮世草子・三所世帯」

はがね-いもの [4] 【鋼鋳物】🔗🔉

はがね-いもの [4] 【鋼鋳物】 ⇒鋳鋼(チユウコウ)

ばか-ね [2] 【馬鹿値】🔗🔉

ばか-ね [2] 【馬鹿値】 度はずれに高い,または安い値段。

ばか-ねん [0] 【馬鹿念】🔗🔉

ばか-ねん [0] 【馬鹿念】 度が過ぎるほど念を入れること。「―おさずと,落ち付いてござりませ/歌舞伎・当穐八幡祭」

はか-ば [3] 【墓場】🔗🔉

はか-ば [3] 【墓場】 墓のある所。墓地。墓所。

ばがば 【薄伽婆】🔗🔉

ばがば 【薄伽婆】 〔梵 Bhagavat〕 ⇒薄伽梵(バガボン)

ぱか-ぱか [1] (副)🔗🔉

ぱか-ぱか [1] (副) 馬の軽やかに歩くひずめの音を表す語。「―(と)馬が通る」

はかばか-し・い [5] 【捗捗しい】 (形)[文]シク はかばか・し🔗🔉

はかばか-し・い [5] 【捗捗しい】 (形)[文]シク はかばか・し (現代語ではふつう下に打ち消しの言い方を伴って用いられる) (1)物事が順調に進んでいる。望みどおりの方向にいっている。うまくいっている。また,はかどっている。「工事の進み方が―・くない」「事業が―・くない」「病状が―・くない」「―・い返事が聞けない」「かやうの御ありきには,随身がらこそ―・しき事もあるべけれ/源氏(末摘花)」 (2)頼みがいがある。しっかりしている。「おほやけに仕うまつり,―・しき世の固めなるべきも/源氏(帚木)」 (3)きわだっている。はっきりしている。「はかなき花・紅葉といふも,折節の色合ひつきなく―・しからぬは/源氏(帚木)」 (4)明確である。たしかである。「その折りの心地のまぎれに―・しうも聞き置かずなりにけり/源氏(須磨)」 (5)重要である。公式である。本格的である。「此の魚,己ら若かりし世までは,―・しき人の前へ出づる事侍らざりき/徒然 119」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

大辞林 ページ 152076