はく-し [0] 【白紙】 （１）白い紙。 （２）書くべきことが書かれていない紙。「―の答案」 （３）生のままで，何も手が加わっていない状態。「―に戻す」「―の態度でのぞむ」

――に返・す それまでの経緯はなかったということにして，以前の状態に戻す。白紙に戻す。

はくし-いにん ―― [4] 【白紙委任】 （名）スル 条件をつけないで，すべてまかせること。

はくし-いにんじょう ―ニンジヤウ [5][0] 【白紙委任状】 委任者名・委任事項など，委任状の一部を空欄にしておき，相手方やその他の者にその決定・補充をまかせた委任状。

はく-し [0] 【白詩】 白居易の詩。

はく-し [1] 【博士】 学位の一。大学院の博士課程を修了し，博士論文の審査および試験に合格した者，または学歴のいかんを問わず論文審査・試験に合格した者に与えられる。ドクター。はかせ。

はくし-かてい ―クワ― [4] 【博士課程】 大学院の課程。修士課程修了後にすすむ。修業年限は三年。または，学部を卒業してはいり，五年以上の修業年限で専門的学術研究を行う課程。ドクター-コース。

はくし-ごう ―ガウ [3] 【博士号】 博士の論文審査と試験に合格した者に与えられる称号。はかせごう。「―を取る」

はく-し [1][0] 【薄志】 （１）わずかな謝礼。寸志。薄謝。 （２）薄弱な意志。軽薄な意志。

はくし-じゃっこう ―ジヤクカウ [1] 【薄志弱行】 意志が弱く，決断力に欠けること。

はく-じ [0] 【白字】 （１）凹状に彫った印章の文字。押印すると文字が白くあらわれる。 ⇔朱字 （２）白色の顔料で書いた文字。白文。

はく-じ [0] 【白磁・白瓷】 素地(キジ)が白く釉薬(ユウヤク)が透明で，高温で焼いた磁器。中国古代に興り，唐代のものは西アジアからイベリア半島にまで交易された。日本では江戸初期，有田焼に始まる。