はな-いかり [3] 【花碇】 リンドウ科の二年草。山地の草原に生える。高さ約30センチメートル。葉は狭卵形。夏から秋に，茎頂や葉腋に淡黄色の花をつける。花は上端が四深裂し，基部に距(キヨ)があって，碇に見たてこの名がある。

はな-いき [0] 【鼻息】 （１）鼻でする息。 （２）意気込み。

――が荒・い 意気込みが激しい。強気である。

――を窺(ウカガ)・う 人の意向や機嫌をさぐる。相手の気に入るように行動する。「上司の―・う」

はな-いけ [3][0] 【花生け・花活け】 花をいけるための器。花入れ。花立て。

はないずみ ハナイヅミ 【花泉】 岩手県南端，西磐井(ニシイワイ)郡の町。北上川西岸で，金流川が流れる。

はな-いち [2][3] 【花市】 生花を売買する市。

はな-いちもんめ [2] 【花一匁】 子供の遊戯。二組に分かれて「勝ってうれしい花一匁」などと唱えながら，じゃんけんで相手方の子供を取り合うもの。

はない-ばな [2] ムラサキ科の一，二年草。畑や草地に生える。高さ約20センチメートルで，よく分枝する。葉は狭楕円形。三〜一一月，淡青色の小花をつける。和名は「葉内花」の意で，花が葉と葉の間につくところからの名という。

はな-いばら [3] 【花茨】 花の咲いている茨。野茨の花。[季]夏。《愁ひつつ岡にのぼれば―/蕪村》

はな-いれ [0][4][3] 【花入れ】 花をいける器。はな生け。

はな-いろ [0] 【花色】 （１）露草の花の色。薄い青色。また縹(ハナダ)色の略。 （２）花の色。