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はばからわ・し ハバカラハシ 【憚らはし】 (形シク)🔗⭐🔉
はばからわ・し ハバカラハシ 【憚らはし】 (形シク)
遠慮したい状態にある。気がひける。「―・しうおぼせど/浜松中納言 3」
はばかり [0] 【憚り】🔗⭐🔉
はばかり [0] 【憚り】
〔動詞「はばかる」の連用形から〕
(1)おそれつつしむこと。さしひかえること。遠慮。「何の―もなく出入りする」
(2)さしさわりのあること。差しつかえ。支障。「表ざたにするには―がある」
(3)〔人目をはばかる所の意〕
便所。「―へ行く」
(4)「はばかりさま」の略。「母親が汲(クン)で出す茶碗を―とも言はずに受取りて/浮雲(四迷)」
はばかり-さま [0] 【憚り様】🔗⭐🔉
はばかり-さま [0] 【憚り様】
(1)他人に手数をわずらわせたときなどに言う言葉。おそれいります。ご苦労さま。「これはこれは,―でございます」
(2)相手の非難を軽くかわして,皮肉をこめて言い返すときなどに言う言葉。お気の毒さま。「―,あなたのお世話にはなりません」
はばかり-さん [0] 【憚り様】🔗⭐🔉
はばかり-さん [0] 【憚り様】
「はばかりさま」に同じ。主に関西地方で用いられる。
はばかり-ながら [5][0] 【憚り乍ら】 (副)🔗⭐🔉
はばかり-ながら [5][0] 【憚り乍ら】 (副)
(1)おそれおおいことですが。失礼ですが。出過ぎたことですが。「―,申し上げます」
(2)生意気なようだが。大きな口をきくようだが。「―,これでも作家のはしくれです」
はばか・る [3] 【憚る】 (動ラ五[四])🔗⭐🔉
はばか・る [3] 【憚る】 (動ラ五[四])
□一□
(1)さしさわりがあるとして,さしひかえる。遠慮する。「人目を―・る」「あたりを―・らぬ高歌放吟」「外聞を―・る」
(2)障害にあって進むことをためらう。「富士の嶺を高み恐(カシコ)み天雲もい行き―・り/万葉 321」
□二□
(1)はばをきかせる。大きな顔をする。「憎まれっ子世に―・る」
(2)いっぱいに広がる。はびこる。「弥陀の身も天のみ空に―・りてよもせばしとや思ひしるらむ/散木奇歌集」
〔□二□は,「幅」を活用させた語とも,「はびこる」からともいう〕
ばば-がれい ―ガレヒ [3] 【婆婆鰈】🔗⭐🔉
ばば-がれい ―ガレヒ [3] 【婆婆鰈】
カレイ目の海魚。全長約45センチメートルに達する。体は楕円形で平たく,唇は肥厚する。両眼とも体の右側にある。有眼側は赤褐色,無眼側は黒ずんだ乳白色。体表は粘液でぬるぬるする。肉は厚みがあり美味。日本海沿岸と本州中部以北の太平洋岸に分布。ナメタガレイ。ナメタ。アブクガレイ。ブタガレイ。
大辞林 ページ 152413。