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ひじり-あんどん [4] 【聖行灯】🔗🔉

ひじり-あんどん [4] 【聖行灯】 〔形が高野聖の笈(オイ)に似ているからとも,聖窓(ヒジリマド)の軒に掛けるからともいう〕 江戸時代,遊廓の局見世(ツボネミセ)の格子,あるいは風呂屋の軒に掛けて看板に代えた掛け行灯。ひじりあんどう。

ひじり-うし [3] 【聖牛】🔗🔉

ひじり-うし [3] 【聖牛】 河川の水勢を緩和させるための装置。雑木を棟木のように結び,その間に柵を設け,蛇籠(ジヤカゴ)を数本並べたもの。

ひじり-かた 【聖方】🔗🔉

ひじり-かた 【聖方】 (1)〔仏〕 高野三方(コウヤサンカタ)の一。初め高野山の念仏修行者をいったが,平安中期以降,諸国に勧進を行い,高野山に対する信仰を広めた。高野聖。 (2)「ひじり{(8)}」に同じ。

ひじり-まど [4] 【聖窓】🔗🔉

ひじり-まど [4] 【聖窓】 箱形の格子付きの出窓。江戸時代,町屋の入り口脇あるいは遊郭の局見世(ツボネミセ)などに設けた。

ひじり-め 【聖目】🔗🔉

ひじり-め 【聖目】 「聖目(セイモク)」を訓読みした語。「ここなる―を直(スグ)に弾けば立てたる石必ず当る/徒然 171」

ぴしり [2][3] (副)🔗🔉

ぴしり [2][3] (副) 「ぴしっと」に同じ。「―と鞭を打つ」

ひじり-こ ヒヂリ― 【泥】🔗🔉

ひじり-こ ヒヂリ― 【泥】 どろ。ひじ。「手を習ふ心なく,ただ足を―にする思ひのみあり/海道記」

ひじり-だ・つ 【聖立つ】 (動タ四)🔗🔉

ひじり-だ・つ 【聖立つ】 (動タ四) 聖らしく見える。高僧のようである。「―・つ人,才ある法師などは/源氏(橋姫)」

大辞林 ページ 152854