複数辞典一括検索+

ひぜん-だに [2] 【皮癬🔗🔉

ひぜん-だに [2] 【皮癬】 ダニの一種。体は円形で体長0.3ミリメートルほど。体表に無数のしわがある。ヒトやイヌ・ネコの皮膚の内部に寄生して,疥癬をおこす。疥癬虫。

ひぜん 【肥前】🔗🔉

ひぜん 【肥前】 旧国名の一。佐賀県と壱岐(イキ)・対馬を除く長崎県に当たる。

ひぜん-ざ 【肥前座】🔗🔉

ひぜん-ざ 【肥前座】 江戸の操り人形座。江戸堺町にあった。 (1)杉山肥前掾が興行し,寛文(1661-1673)の頃が全盛であった。 (2)豊竹肥前掾が{(1)}の櫓を受け継いで,元文年間(1736-1741)に興した操り人形座。豊竹肥前掾座。

ひぜん-のくに-ふどき 【肥前国風土記】🔗🔉

ひぜん-のくに-ふどき 【肥前国風土記】 713年の詔により作られた風土記の一。一巻。732年以後数年の間の成立か。現存本は肥前国一一郡のうち一〇郡の地誌の抄録である。主に地名の由来を記す。

ひぜん-ぶし 【肥前節】🔗🔉

ひぜん-ぶし 【肥前節】 (1)江戸浄瑠璃の一。寛文(1661-1673)頃,杉山肥前掾の語り始めた曲節。 (2)歌舞伎の下座音楽の一。時代狂言で,武将の物語の間などに奏される{(1)}の手法を転用した大鼓・小鼓を加えた三味線曲。

ひぜん-もの [0] 【肥前物】🔗🔉

ひぜん-もの [0] 【肥前物】 肥前国の刀工忠吉(タダヨシ)やその流れをくむ者の作った新刀の総称。

び-せん [0] 【微賤】🔗🔉

び-せん [0] 【微賤】 身分や地位が卑しいこと。卑賤。

び-ぜん [0] 【美髯】🔗🔉

び-ぜん [0] 【美髯】 美しく立派なほおひげ。「―を蓄える」

びぜん 【備前】🔗🔉

びぜん 【備前】 (1)旧国名の一。岡山県南東部に当たる。 (2)岡山県南東部にある市。近世,山陽道の宿場町。蝋石(ロウセキ)を原料とした耐火煉瓦(レンガ)と備前焼の産地。閑谷黌(シズタニコウ)がある。

びぜん-くらげ [4] 【備前水母】🔗🔉

びぜん-くらげ [4] 【備前水母】 鉢水母綱の海産のクラゲ。普通,傘の直径約30センチメートルで,青黒色・紫紅色・淡青色など。傘は半球形で,傘の下に八本の口腕がある。人を刺さない。中国料理に使われる。本州中部から瀬戸内海,朝鮮半島沿岸にかけて分布。アカクラゲ。唐水母(トウクラゲ)。

大辞林 ページ 152866