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ひとびと・し 【人人し】 (形シク)🔗🔉

ひとびと・し 【人人し】 (形シク) (1)ひとかどの人物である。立派な人物である。「―・しく,きらきらしき方には侍らずとも/源氏(宿木)」 (2)一人前らしい。人並みである。「けふはおももちなど―・しくふるまふめり/源氏(藤裏葉)」

ひと-ひねり [2][3] 【一捻り】 (名)スル🔗🔉

ひと-ひねり [2][3] 【一捻り】 (名)スル (1)一回ひねること。一度ねじること。「腰を―する」 (2)相手を簡単に負かすこと。「あんな相手は―だ」 (3)少し工夫や趣向をこらすこと。「最近の入試問題はどれも―してある」

ひと-ひら [2] 【一枚・一片】🔗🔉

ひと-ひら [2] 【一枚・一片】 薄く平らなものいちまい。「―の枯れ葉」「―の雪」「―の雲」

ひと-ふし [2] 【一節】🔗🔉

ひと-ふし [2] 【一節】 (1)竹・草木などの一つの節。 (2)音楽・舞踊などの一くぎり。一曲。「浪曲を―聞かせる」 (3)一つの目立った特徴。ひとかど。「この頃の歌は,―をかしく言ひかなへたり/徒然 14」 (4)前にあった事件。先の一件。「よしなき―に,今かく花の都をさへ立ち別れ/増鏡(新島守)」

ひと-ふで [2] 【一筆】🔗🔉

ひと-ふで [2] 【一筆】 (1)ちょっと書きつけること。いっぴつ。「手紙を―書く」「―お願いします」 (2)墨継ぎをせずに一気に書くこと。いっぴつ。 (3)地面の一区画。いっぴつ。

――湿・す🔗🔉

――湿・す 女性が手紙の書き出しに使う言葉の一。「―・し参らせ候(ソロ)」

ひとふで-え ― [4] 【一筆絵】🔗🔉

ひとふで-え [4] 【一筆絵】 墨継ぎをしないで,一気に描いた絵。一筆書きの絵画。一筆画(イツピツガ)。

ひとふで-がき [0] 【一筆書き】🔗🔉

ひとふで-がき [0] 【一筆書き】 (1)墨継ぎをしないで一気に書くこと。また,そのようにして書いた書画。いっぴつがき。 (2)直線または曲線で描かれた図形を,同じ線を二度以上通らず,紙面から筆を一度も離さないでなぞり終える書き方。

大辞林 ページ 152973