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ふき-た・つ [3][0] 【吹(き)立つ】🔗⭐🔉
ふき-た・つ [3][0] 【吹(き)立つ】
■一■ (動タ五[四])
(1)風が吹きはじめる。「秋風―・ちなむ時必ずあはむ/伊勢 96」
(2)風に吹かれて立つ。また,舞い上がる。「雲をなすわさ田のほなみ―・てて/新後拾遺(雑秋)」
(3)湯などが沸騰する。[日葡]
■二■ (動タ下二)
⇒ふきたてる
ふき-た・てる [4][0] 【吹(き)立てる】 (動タ下一)[文]タ下二 ふきた・つ🔗⭐🔉
ふき-た・てる [4][0] 【吹(き)立てる】 (動タ下一)[文]タ下二 ふきた・つ
(1)吹いて高く上げる。吹きあげる。「シートが風に―・てられる」「かまどには火気(ホケ)―・てず/万葉 892」
(2)笛などを吹き鳴らす。「喇叭(ラツパ)を―・て軍勢を張り/浮城物語(竜渓)」
(3)大言壮語する。大げさに言う。「大議論を初めて,挙句(アゲク)に…大野心まで―・てられた/社会百面相(魯庵)」
ふき-だま [0] 【吹(き)玉】🔗⭐🔉
ふき-だま [0] 【吹(き)玉】
(1)ガラスを吹いて作った玉。ガラス玉。
(2)シャボン玉。
ふき-だまり [0] 【吹き溜まり】🔗⭐🔉
ふき-だまり [0] 【吹き溜まり】
(1)風に吹き寄せられた雪や落ち葉などが集まり溜まっている所。
(2)転じて,落ちぶれた人や社会から脱落した人々が行き場もないまま寄り集まる所。「社会の―」
ふき-ちら・す [4][0] 【吹(き)散らす】 (動サ五[四])🔗⭐🔉
ふき-ちら・す [4][0] 【吹(き)散らす】 (動サ五[四])
(1)風が物を吹いて散らす。「突風がごみを―・す」
(2)盛んに言いふらす。吹聴する。「好加減な事を―・して人を担(カツ)ぐ/吾輩は猫である(漱石)」
ふ-きつ [0] 【不吉】 (名・形動)[文]ナリ🔗⭐🔉
ふ-きつ [0] 【不吉】 (名・形動)[文]ナリ
縁起の悪いこと。よくないことが起こりそうな兆しがあること。また,そのさま。「―な予感」
[派生] ――さ(名)
大辞林 ページ 153372。