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ふじわら-の-あきらけいこ フヂハラ― 【藤原明子】🔗🔉

ふじわら-の-あきらけいこ フヂハラ― 【藤原明子】 (829-900) 藤原良房の女(ムスメ)。文徳天皇の東宮時代に入内(ジユダイ)し,清和天皇を生んだ。染殿(ソメドノ)の后(キサキ)。

ふじわら-の-あさただ フヂハラ― 【藤原朝忠】🔗🔉

ふじわら-の-あさただ フヂハラ― 【藤原朝忠】 (910-966) 平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。定方の子。従三位中納言。土御門中納言と号す。多彩な恋愛贈答歌を残し,晴の歌にもすぐれていた。「後撰和歌集」以下の勅撰集に二一首入集。家集「朝忠集」

ふじわら-の-あつただ フヂハラ― 【藤原敦忠】🔗🔉

ふじわら-の-あつただ フヂハラ― 【藤原敦忠】 (906-943) 平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。時平の子。従三位権中納言。恋歌を得意とし,管絃にも優れた。「後撰和歌集」以下の勅撰集に三〇首入集。家集「敦忠集」

ふじわら-の-あつより フヂハラ― 【藤原敦頼】🔗🔉

ふじわら-の-あつより フヂハラ― 【藤原敦頼】 (1090-?) 平安末期の歌人。清孝の子。従五位上右馬助。1172年出家,法名は道因。俊恵が主催した歌林苑の会衆の一人。「住吉社歌合」「広田社歌合」を主催。老齢に至っても和歌に精進したと伝える。「千載和歌集」以下の勅撰集に四一首入集。家集は散逸。

ふじわら-の-あんし フヂハラ― 【藤原安子】🔗🔉

ふじわら-の-あんし フヂハラ― 【藤原安子】 (927-964) 藤原師輔の女(ムスメ)。村上天皇の皇后。冷泉・円融両天皇の生母で,外戚政治による一族の繁栄をもたらした。

ふじわら-の-いえたか フヂハラ―イヘタカ 【藤原家隆】🔗🔉

ふじわら-の-いえたか フヂハラ―イヘタカ 【藤原家隆】 〔名は「かりゅう」とも〕 (1158-1237) 鎌倉初期の歌人。寂蓮の養子。従二位。壬生二品(ミブニホン)と呼ばれる。和歌を俊成に学び,抒情清艶な歌風で,定家とともに後鳥羽院歌壇の主要歌人。和歌所寄人(ヨリウド)で,「新古今和歌集」撰者の一人。「千載和歌集」以下の勅撰集に二八〇首余が入集。家集「壬二(ミニ)集」

ふじわら-の-うまかい フヂハラ―ウマカヒ 【藤原宇合】🔗🔉

ふじわら-の-うまかい フヂハラ―ウマカヒ 【藤原宇合】 (694-737) 奈良初期の廷臣。不比等の第三子。藤原式家の祖。遣唐副使として渡唐。常陸守時代,「常陸風土記」編纂(ヘンサン)に関係したと思われる。「万葉集」「懐風藻」「経国集」に作を残す。

大辞林 ページ 153490