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ふじわら-の-としゆき フヂハラ― 【藤原敏行】🔗⭐🔉
ふじわら-の-としゆき フヂハラ― 【藤原敏行】
(?9○1(9○7トモ)) 平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。富士麿の子。従四位上右兵衛督。その歌風は,六歌仙時代から「古今和歌集」撰者時代への過渡期的な性格をもつ。能書家としても知られる。「古今和歌集」以下の勅撰集に二八首入集。家集「敏行集」
ふじわら-の-なかまろ フヂハラ― 【藤原仲麻呂】🔗⭐🔉
ふじわら-の-なかまろ フヂハラ― 【藤原仲麻呂】
(706-764) 奈良後期の廷臣。武智麻呂(ムチマロ)の子。叔母光明皇太后の信を得て,左大臣橘諸兄と対立。757年橘奈良麻呂の変を制圧し,58年恵美押勝(エミノオシカツ)の名を受け,のち太師(太政大臣)となって専権をふるった。孝謙上皇が道鏡を寵愛(チヨウアイ)したので,その排除を策して失敗,近江で妻子らとともに殺された。
ふじわら-の-なりちか フヂハラ― 【藤原成親】🔗⭐🔉
ふじわら-の-なりちか フヂハラ― 【藤原成親】
(1138-1177) 平安末期の廷臣。権大納言。後白河院の寵臣。平治の乱では藤原信頼に従って敗れたが,舅(シユウト)平重盛のとりなしで許された。鹿ヶ谷(シシガタニ)で僧俊寛らと平氏討伐を計画,事前に知れて備前に配流される途中殺された。
ふじわら-の-のぶざね フヂハラ― 【藤原信実】🔗⭐🔉
ふじわら-の-のぶざね フヂハラ― 【藤原信実】
(1176頃-1265頃) 鎌倉前期の画人・歌人。隆信の子。法名,寂西。父の似せ絵を発展,「後鳥羽上皇像」「三十六歌仙絵巻」などの作者と伝える。また,「今物語」の著者とされる。
ふじわら-の-のぶふさ フヂハラ― 【藤原宣房】🔗⭐🔉
ふじわら-の-のぶふさ フヂハラ― 【藤原宣房】
(1258-?) 鎌倉後期の廷臣。大納言。家名は万里小路(マデノコウジ)。後醍醐天皇の信厚く,吉田定房・北畠親房(チカフサ)とともに「後(ノチ)の三房」と称される。正中の変では鎌倉に赴き事件を落着させる。日記「万一記」
ふじわら-の-のぶより フヂハラ― 【藤原信頼】🔗⭐🔉
ふじわら-の-のぶより フヂハラ― 【藤原信頼】
(1133-1159) 平安後期の廷臣。忠隆の子。権中納言。後白河院別当。源義朝・藤原成親と結び,対立する藤原通憲(ミチノリ)(信西)を殺害(平治の乱)したが,平清盛に敗れ,斬殺された。
大辞林 ページ 153497。