複数辞典一括検索+

ぶっ-けん [0] 【物権】🔗🔉

ぶっ-けん [0] 【物権】 特定の物を直接に支配する権利。所有権・占有権・地上権・永小作権・地役権・入会権・留置権・先取特権・質権・抵当権などが民法上認められており,また,譲渡担保権・温泉権などが判例上・慣習法上認められている。

ぶっけん-こうい ―カウ [5] 【物権行為】🔗🔉

ぶっけん-こうい ―カウ [5] 【物権行為】 物権に,発生・変更・消滅などの変動を生じさせる法律行為。所有権移転行為・抵当権設定行為など。 →債権行為

ぶっけん-しょうけん [5] 【物権証券】🔗🔉

ぶっけん-しょうけん [5] 【物権証券】 物権を表示した有価証券。抵当証券・質入証券など。 →債権証券

ぶっけん-てき-せいきゅうけん ―セイキウケン [9] 【物権的請求権】🔗🔉

ぶっけん-てき-せいきゅうけん ―セイキウケン [9] 【物権的請求権】 物権内容の完全な実現の妨害または妨害のおそれがある場合に,物権を有する者が妨害の排除を請求する権利。物上請求権。

ぶつ-げん [0] 【仏眼】🔗🔉

ぶつ-げん [0] 【仏眼】 〔仏〕 五眼の一。仏の眼。悟りを開いた者に備わる,すべての実相を見通す眼。「―を以て諸の衆生を上中下根及び菩薩の下中上根を観じ給ふに/今昔 1」

ぶつげん-そん 【仏眼尊】🔗🔉

ぶつげん-そん 【仏眼尊】 〔仏〕 密教で胎蔵界曼荼羅(マンダラ)遍智院の尊。仏の智を象徴するもので,一切の仏を生むものであることから仏眼仏母ともいう。

ぶつげん-ぶつも 【仏眼仏母】🔗🔉

ぶつげん-ぶつも 【仏眼仏母】 「仏眼尊(ブツゲンソン)」に同じ。

ぶつげん-ほう ―ホフ [0] 【仏眼法】🔗🔉

ぶつげん-ほう ―ホフ [0] 【仏眼法】 〔仏〕 密教で,仏眼尊を本尊として息災を祈る修法。

ふっこ [0]🔗🔉

ふっこ [0] スズキの若魚。普通,二〜三歳魚のこと。

ふっ-こ フク― [1][0] 【復古】 (名)スル🔗🔉

ふっ-こ フク― [1][0] 【復古】 (名)スル 昔の状態・体制に戻ること。また,戻すこと。「―思想」「王制に―する」

ふっこ-がく フク― [3] 【復古学】🔗🔉

ふっこ-がく フク― [3] 【復古学】 ⇒古学(コガク)(1)

ふっこ-しんとう フク―タウ [4] 【復古神道】🔗🔉

ふっこ-しんとう フク―タウ [4] 【復古神道】 江戸後期の復古主義的神道説。それまでの神道が含んでいた儒仏などの不純要素をしりぞけ,記紀などの古典に描かれた惟神(カンナガラ)の道にかえるべきであるとした。荷田春満(アズママロ)・賀茂真淵・本居宣長によって唱えられ,平田篤胤・大国隆正に及んで一大勢力となり,幕末尊攘思想,維新期の神仏分離・廃仏毀釈に大きな影響を与えた。

大辞林 ページ 153568