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ぶんし-かごうぶつ ―クワガフ― [5] 【分子化合物】🔗🔉

ぶんし-かごうぶつ ―クワガフ― [5] 【分子化合物】 単独でも安定な二種以上の分子が直接結合してできる化合物で,比較的容易にもとの成分に分解できるもの。

ぶんし-かんりょく [4] 【分子間力】🔗🔉

ぶんし-かんりょく [4] 【分子間力】 分子と分子の間に働く力。きわめて近い距離では強い反発力となり,これから遠ざかると弱い引力となる。狭義には,分子間の引力をさす。ファンデルワールス力。

ぶんし-きどう ―ダウ [4] 【分子軌道】🔗🔉

ぶんし-きどう ―ダウ [4] 【分子軌道】 分子内のそれぞれの電子の状態を記述する波動関数。分子内の各電子が特定の原子に所属するのではなく,分子全体に広がるものとして分子の電子状態を考える際の波動関数。

ぶんし-しき [3] 【分子式】🔗🔉

ぶんし-しき [3] 【分子式】 元素記号を用いて分子に含まれる原子の種類と数を表す化学式。

ぶんし-じょうしょう ―ジヤウ― [4] 【分子上昇】🔗🔉

ぶんし-じょうしょう ―ジヤウ― [4] 【分子上昇】 ⇒モル沸点上昇(フツテンジヨウシヨウ)

ぶんし-じょうりゅう ―リウ [4] 【分子蒸留】🔗🔉

ぶんし-じょうりゅう ―リウ [4] 【分子蒸留】 高度の真空下で,蒸発面と凝縮面との距離を分子の平均自由行程以下にして行う蒸留。普通の減圧蒸留では蒸留できない高沸点物質や熱に不安定な物質の蒸留が可能で,各種のビタミン・グリセリンなどの精製に用いられる。

ぶんし-しんか ―クワ [4] 【分子進化】🔗🔉

ぶんし-しんか ―クワ [4] 【分子進化】 (1)生体の遺伝情報をになう DNA 分子の塩基配列が,長期間にわたる突然変異の蓄積によって変化してゆくこと。生物進化を分子レベルでとらえたもので,これに基づき従来の自然淘汰説に対して,淘汰に中立な突然変異遺伝子の蓄積が進化の要因であるとする,中立説が提唱された。 →中立説 (2) ⇒化学進化

ぶんし-スペクトル [5] 【分子―】🔗🔉

ぶんし-スペクトル [5] 【分子―】 分子が吸収または放出する光のスペクトル。線状のスペクトルが数多く密集して帯状をなす。その吸収・放出に関するエネルギー準位は,分子内の電子の状態,分子を構成する原子核の振動状態,およびそれらの重心のまわりの回転状態による。帯スペクトル。

大辞林 ページ 153860