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べた-つ・く [0] (動カ五[四])🔗🔉

べた-つ・く [0] (動カ五[四]) (1)ねばりつく。べたべたする。「汗で―・いて気持ちが悪い」 (2)男女がだらしなくまつわりつく。「人前で―・く」「お花が貴郎(アナタ)に―・く/社会百面相(魯庵)」

べたっ-と [2] (副)🔗🔉

べたっ-と [2] (副) 「べたり」に同じ。「―すわりこむ」「―はりつける」

へだて [3] 【隔て】🔗🔉

へだて [3] 【隔て】 〔動詞「隔てる」の連用形から〕 (1)間に置いて仕切ること。また,仕切るもの。仕切り。「―の障子」「―のテーブル」 (2)差別。わけへだて。「だれかれの―なく吹聴する」 (3)気持ちなどの両者間のひらき。「―のない間柄」 (4)障害。じゃま。「世の―多くおはしましければ/今鏡(すべらぎ中)」

へだて-がお ―ガホ 【隔て顔】🔗🔉

へだて-がお ―ガホ 【隔て顔】 うちとけないような顔つき。「なにかは―にもあらむ/源氏(宿木)」

へだて-ごころ [4] 【隔て心】🔗🔉

へだて-ごころ [4] 【隔て心】 うちとけない心。「―がなくなつたのを喜んだりして/片恋(四迷)」

へだて-がまし・い [6] 【隔てがましい】 (形)[文]シク へだてがま・し🔗🔉

へだて-がまし・い [6] 【隔てがましい】 (形)[文]シク へだてがま・し うちとけないようすである。

へだ・てる [3] 【隔てる】 (動タ下一)[文]タ下二 へだ・つ🔗🔉

へだ・てる [3] 【隔てる】 (動タ下一)[文]タ下二 へだ・つ 二つのものの間に,交流を妨げるような物や空間・時間がある。 (1)物を間においてさえぎる。「生け垣で―・てられた家」 (2)物を間に置く。「大通りを―・てた向こう側」「テーブルを―・てて向かいあう」 (3)時間的な距離をおく。年月をおく。「三〇年という歳月を―・てて再会した」 (4)別にする。「幽明を―・てる」 (5)人を疎んずる。男女の仲を遠ざける。「二人の仲を―・てる」「さばかり思ふを知らで,―・て給ひしかばなむ辛かりし/源氏(須磨)」 〔「隔たる」に対する他動詞〕

べた-なぎ [0] 【べた凪】🔗🔉

べた-なぎ [0] 【べた凪】 風が全くなく海一面がなぐこと。

べた-ぬり [0] 【べた塗り】🔗🔉

べた-ぬり [0] 【べた塗り】 一面にすき間なく塗ること。

へたば・る [3] (動ラ五[四])🔗🔉

へたば・る [3] (動ラ五[四]) (1)体力・気力が尽きて座りこむ。また,へこたれる。「徹夜続きで―・ってしまった」 (2)体を前にふせる。平伏する。「お秀は之に胆(キモ)消えて,覚えずはたと―・りしが/当世書生気質(逍遥)」

大辞林 ページ 153994