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ほう-ほう ハフハフ [0] 【這う這う】 (副)🔗🔉

ほう-ほう ハフハフ [0] 【這う這う】 (副) (1)はうように歩くさま。やっとのことで歩くさま。「太刀を抜き,杖に突き,―参り,縁へ上らんとしけれども/義経記 4」 (2)散々な目にあってかろうじて逃げだすさま。「希有にしてたすかりたるさまにて,―家に入りにけり/徒然 89」 (3)あわてふためいて物事をするさま。「それより大白衣にて―仁和寺へ参り/平治(中・古活字本)」

――の体(テイ)🔗🔉

――の体(テイ) 散々な目にあったり,ひどく恐縮したりして,今にも這い出さんばかりにやっとのことで逃げ出すさま。「―で逃げ帰る」

ほう-ぼう ハウバウ [1] 【方方】🔗🔉

ほう-ぼう ハウバウ [1] 【方方】 ■一■ (名) いろいろな方角・場所。あちこち。副詞的にも用いる。「―の会社に申し込む」「―にちらばる」「―さがしまわる」 ■二■ (名)スル あちこちに奉公すること。また,あちこちをうろつくこと。「おのれが年まで―して,一文字引く事も読む事もならぬとは/浄瑠璃・碁盤太平記」

ほう-ぼう ―バウ [0] 【鋒鋩】🔗🔉

ほう-ぼう ―バウ [0] 【鋒鋩】 (1)刃物のきっさき。ほこさき。 (2)相手を批判・攻撃する鋭い言辞・気性のたとえ。鋭鋒。

ほう-ぼう ハウ― [0][3] 【魴・竹麦魚】🔗🔉

ほう-ぼう ハウ― [0][3] 【魴・竹麦魚】 カサゴ目の海魚。全長約40センチメートル。頭は大きく角張り,尾に向かって細くなる。微細な円鱗におおわれ,体色は紫褐色で赤色斑がある。胸びれは大きく,緑色の地に青色斑があり美しい。胸びれの下部が歩脚状になり,海底をさぐって餌(エサ)をとる。うきぶくろを使って鳴く。食用にして美味。日本各地の沿岸の砂泥底に分布。近縁種のカナガシラは鱗(ウロコ)が大きく,胸びれに斑紋がないことで区別できる。 魴 " src="/%E5%A4%A7%E8%BE%9E%E6%9E%97/binary/mono_184305_608_256_200.bmp" /> [図]

ほう-ぼう ハウボフ [0] 【謗法】🔗🔉

ほう-ぼう ハウボフ [0] 【謗法】 (1)仏の教えをそしり,真理をおろそかにすること。仏教で,最も重い罪とされた。 (2)転じて,無理なこと。道理の通らないこと。「―とは知りながら,頼し事の恥かしや/浄瑠璃・八百屋お七」

大辞林 ページ 154272