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ほづみ-やつか 【穂積八束】🔗🔉

ほづみ-やつか 【穂積八束】 (1860-1912) 法学者。陳重の弟。愛媛県出身。東大教授。君権絶対主義の立場から民法典論争をまき起こし,民法実施延期派の急先鋒となる。また,美濃部達吉の天皇機関説にも攻撃を加えた。著「憲法大意」など。

ぼつ-めつ [0] 【没滅】 (名)スル🔗🔉

ぼつ-めつ [0] 【没滅】 (名)スル ほろびてなくなること。また,ほろぼすこと。滅没。「汝が家財を―する/佳人之奇遇(散士)」

ぼつ-らく [0] 【没落】 (名)スル🔗🔉

ぼつ-らく [0] 【没落】 (名)スル (1)国家や家など栄えていたものが衰えること。おちぶれること。「貴族階級が―する」 (2)城・陣地などがおちること。陥落。「六波羅―して/太平記 10」 (3)人をののしっていう語。「放け出せ。こな―めが/滑稽本・続膝栗毛」

ぽつり [2][3] (副)🔗🔉

ぽつり [2][3] (副) (多く「と」を伴って) (1)雨やしずくが落ちるさま。「―としずくが落ちて来た」 (2)点や小さな穴のできるさま。「―と穴があく」 (3)一つだけ離れてあるさま。「―と一人座っている」 (4)言葉少なに話すさま。また,一言だけ物を言うさま。「―と一言つぶやいた」 (5)糸やひもなどが途中で切れるさま。ぷつり。「糸が―と切れる」

ぽつり-ぽつり [2]-[2] (副)🔗🔉

ぽつり-ぽつり [2]-[2] (副) 「ぽつぽつ{■一■}」に同じ。「ぽつぽつ」よりゆるやかな感じを表す語。「―(と)人が集まって来る」「雨が―(と)降り出した」

ぼつりそう-ろんそう ボツリサウロンサウ 【没理想論争】🔗🔉

ぼつりそう-ろんそう ボツリサウロンサウ 【没理想論争】 明治中期,坪内逍遥と森鴎外との間で行われた文学論争。文学観および研究の方法をめぐって,逍遥は文学の没理想性と記述による帰納的批評を説き,鴎外は価値判断の基準の重要性と美の理想を主張した。

大辞林 ページ 154447