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ほんじ-もの ―ヂ― [0] 【本地物】🔗🔉

ほんじ-もの ―ヂ― [0] 【本地物】 本地垂迹思想を基盤に成立した文芸作品。鎌倉時代の神・仏・社寺の縁起,高僧伝,室町時代の御伽草子の一類,江戸時代の神・仏・社寺の縁起を基にした語り物・読本など。狭義には,「物臭太郎」「梵天国」「熊野の本地」など御伽草子のものをさす。

ほん-じ [0] 【本字】🔗🔉

ほん-じ [0] 【本字】 (1)(仮名文字に対して)漢字。 (2)略字に対して,正体の漢字。 (3)ある漢字のもととなった漢字。

ほん-じ [1] 【本寺】🔗🔉

ほん-じ [1] 【本寺】 「ほんざん(本山)」に同じ。

ほん-じ 【本辞】🔗🔉

ほん-じ 【本辞】 ⇒旧辞(キユウジ)

ほん-じ [0] 【翻字】 (名)スル🔗🔉

ほん-じ [0] 【翻字】 (名)スル 〔transliteration〕 ある文字で書かれている語句や文章を,別の文字に書き改めること。「ローマ字文を漢字仮名まじり文に―する」

ぼん-し [0] 【梵志】🔗🔉

ぼん-し [0] 【梵志】 〔「ぼんじ」とも。梵(ブラフマン)を志す者の意〕 (1)バラモンの別名。 (2)転じて,バラモン階級出身の僧。

ぼん-じ [0] 【梵字】🔗🔉

ぼん-じ [0] 【梵字】 (1)梵語(サンスクリット)の表記に用いられた文字の総称。悉曇(シツタン)文字・デーバナーガリー文字など。 (2)「ぼろ(梵論)」に同じ。「ぼろんじ・―・漢字など云ける者/徒然 115」

ほん-しき [0] 【本式】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

ほん-しき [0] 【本式】 (名・形動)[文]ナリ (1)省略したりしない,きちんとしたやり方。また,そのさま。正式。「―な作法」 →略式 (2)遊び半分などでなく本格的であること。「―に参加するつもりはない」 (3) ⇒連歌本式

ほん-じき [0] 【本敷】🔗🔉

ほん-じき [0] 【本敷】 本証拠金の通称。本証。

ほん-しけん [4][3] 【本試験】🔗🔉

ほん-しけん [4][3] 【本試験】 模擬試験や臨時試験などに対して,本式の,あるいは主となる試験。

ほん-しつ [0] 【本質】🔗🔉

ほん-しつ [0] 【本質】 (1)物事の本来の性質や姿。それなしにはその物が存在し得ない性質・要素。「問題の―を見誤る」 (2)〔哲〕 〔(ラテン) essentia; (ドイツ) Wesen〕 (ア)伝統的には,存在者の何であるかを規定するもの。事物にたまたま付帯する性格に対して,事物の存在にかかわるもの。また,事物が現に実在するということに対して,事物の何であるかということ。(イ)ヘーゲルでは,存在から概念に至る弁証法的発展の中間段階。(ウ)現象学では,本質直観によってとらえられる事象の形相。

大辞林 ページ 154550