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ほんちょうさんじきょう ホンテウサンジキヤウ 【本朝三字経】🔗🔉

ほんちょうさんじきょう ホンテウサンジキヤウ 【本朝三字経】 往来物。大橋玉(若水)著。1853年序。中国の「三字経」にならい,日本の歴史的事実をそれぞれ三文字句で簡潔にまとめた。三字経。

ほん-ちょうし ―テウシ [3] 【本調子】🔗🔉

ほん-ちょうし ―テウシ [3] 【本調子】 (1)三味線の調弦法の一。第一弦を基準(絶対音高の定めはない)として,第二弦は完全四度高く,第三弦は完全八度高い。三味線の各種の調弦法のうち最も古く,基本的なものとされる。 (2)本当の調子が出ること。物事の運びが本式であること。「二回戦からやっと―になる」

ほんちょうしょじゃくもくろく ホンテウ― 【本朝書籍目録】🔗🔉

ほんちょうしょじゃくもくろく ホンテウ― 【本朝書籍目録】 図書目録。一巻。編者未詳。鎌倉中期頃の成立か。四九三の書目を神事・帝紀など二〇部に分類,巻数・著者名を記す。現存するうちで最古の国書の目録。

ほんちょうしょっかん ホンテウシヨクカン 【本朝食鑑】🔗🔉

ほんちょうしょっかん ホンテウシヨクカン 【本朝食鑑】 本草書。一二巻。人見必大(サダスク)撰。1697年刊。「本草綱目」に準拠しつつ,食用・医用の本草につき実証的に記述する。

ほんちょうすいこでん ホンテウ― 【本朝水滸伝】🔗🔉

ほんちょうすいこでん ホンテウ― 【本朝水滸伝】 読本。前編一〇巻,後編一五巻。建部綾足作。前編1773年刊,後編は草稿の写本が伝わる。「水滸伝」を翻案して,舞台を日本の奈良時代に置きかえたもの。のちの読本に多大な影響を与えた。芳野物語。

ほんちょうせいき ホンテウ― 【本朝世紀】🔗🔉

ほんちょうせいき ホンテウ― 【本朝世紀】 歴史書。藤原通憲編。平安末期成立。六国史を継ぐものとして編纂(ヘンサン)されたが,通憲の死により中絶。935〜1153年までの記事二〇巻が断続的に現存。

ほんちょうぞくもんずい ホンテウ― 【本朝続文粋】🔗🔉

ほんちょうぞくもんずい ホンテウ― 【本朝続文粋】 漢詩文集。一三巻。藤原季綱撰と伝えるが未詳。近衛天皇(在位 1141-1155)の頃成立か。「本朝文粋」のあとを受けて,後一条天皇から崇徳天皇までの約120年間の漢詩文約二三〇編を集録。作者は,藤原敦光・大江匡房・藤原明衡など約四〇人。続本朝文粋。

大辞林 ページ 154566