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まかない マカナヒ [0][3] 【賄い】🔗⭐🔉
まかない マカナヒ [0][3] 【賄い】
〔動詞「賄う」の連用形から〕
(1)食事を用意して食べさせること。また,その役の人。「寮の―をしている」
(2)準備。世話。「御手水など参りたる様は例のやうなれど,―目ざましう思されて/源氏(浮舟)」
(3)給仕をすること。また,その人。「御―は命婦の君/栄花(着るは佗し)」
(4)とりはからうこと。やりくり 間に合わせ。「諸事を春の事とてのばし当分の―ばかりに暮れければ/浮世草子・胸算用 3」
(5)負担。面倒を見ること。「しかも一切わたしらが―で/人情本・梅児誉美 3」
(6)近世の廻船乗組の役職の一。会計事務を担当し,親司(オヤジ)・表仕(オモテシ)とともに三役と呼ばれ,船頭を補佐する役で賄方(マカナイカタ)・岡廻りともいい,日本海方面では知工(チク)という。
まかない-かた マカナヒ― [0] 【賄い方】🔗⭐🔉
まかない-かた マカナヒ― [0] 【賄い方】
(1)食事の調理に当たる役。食事を作る役。
(2)江戸幕府の職名。江戸城内の食料品の供給に当たる役。
(3)「賄い{(6)}」に同じ。
まかない-ぎんみやく マカナヒ― [7] 【賄吟味役】🔗⭐🔉
まかない-ぎんみやく マカナヒ― [7] 【賄吟味役】
江戸幕府の職名。賄い方の準備する食料品の吟味に当たった役。
まかない-つき マカナヒ― [0][3] 【賄い付き】🔗⭐🔉
まかない-つき マカナヒ― [0][3] 【賄い付き】
下宿などで,食事も付いていること。
まかな・う マカナフ [3] 【賄う】 (動ワ五[ハ四])🔗⭐🔉
まかな・う マカナフ [3] 【賄う】 (動ワ五[ハ四])
(1)食事を調えて出す。「昼食を―・う」
(2)費用・物資・人手などを供給して必要を満たす。また,限られた範囲内で処置する。「需要を―・う」「三千円の会費で―・う」
(3)支度する。準備する。調える。「御硯など―・ひて,責め聞こゆれば,しぶしぶに書い給ふを/源氏(柏木)」
(4)とりはからう。とりしきる。「内を―・ふ者なきゆゑ/歌舞伎・四谷怪談」
[可能] まかなえる
ま-かな・し 【真悲し・真愛し】 (形シク)🔗⭐🔉
ま-かな・し 【真悲し・真愛し】 (形シク)
非常にかわいい。非常にいとしい。「置きて行かば妹は―・し/万葉 3567」
大辞林 ページ 154650。