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まつかぜ-やき [0] 【松風焼(き)】🔗⭐🔉
まつかぜ-やき [0] 【松風焼(き)】
表面にケシの種子を散らして焼いた料理。名の由来は松風{(3)}に同じ。
まつかぜ 【松風】🔗⭐🔉
まつかぜ 【松風】
(1)能の一。三番目物。世阿弥(ゼアミ)改作。「わくらはに問ふ人あらば須磨の浦に藻塩たれつつ侘ぶと答へよ」という在原行平の歌を主軸に,行平を恋慕する二人の海女(アマ)の姉妹,松風と村雨の情熱を,夢幻能の構成で幽玄に脚色する。
(2)能の「松風」に基づいた浄瑠璃・歌舞伎の通称。浄瑠璃「松風村雨束帯鑑」「行平磯馴松(ユキヒラソナレノマツ)」など。
(3)山田流箏曲の一。初世中能島松声・三世山木大賀作曲。銘を「松風」という琴にちなんだ追善物。また,生田流にも二曲の同名異曲がある。
(4)源氏物語の巻名。第一八帖。
まつかぜ-もの [0] 【松風物】🔗⭐🔉
まつかぜ-もの [0] 【松風物】
能の「松風」を題材として作られた歌謡・浄瑠璃・歌舞伎舞踊などの総称。
まつかた 【松方】🔗⭐🔉
まつかた 【松方】
姓氏の一。
まつかた-こうじろう ―カウジラウ 【松方幸次郎】🔗⭐🔉
まつかた-こうじろう ―カウジラウ 【松方幸次郎】
(1865-1950) 実業家。正義の三男。川崎造船・松方日ソ石油の社長を歴任。
→松方コレクション
まつかた-コレクション 【松方―】🔗⭐🔉
まつかた-コレクション 【松方―】
松方幸次郎が,主として第一次大戦中にヨーロッパで集めた美術収集品。うち八〇〇〇点を超える浮世絵は東京国立博物館に,洋画と彫刻は国立西洋美術館に収蔵されている。
まつかた-さぶろう ―サブラウ 【松方三郎】🔗⭐🔉
まつかた-さぶろう ―サブラウ 【松方三郎】
(1899-1973) 登山家。正義の一三男。本名,義三郎。京大卒。1970年(昭和45)エベレスト登山隊長として,日本人初登頂を成功に導く。日本山岳会・山岳協会の会長を歴任。
まつかた-まさよし 【松方正義】🔗⭐🔉
まつかた-まさよし 【松方正義】
(1835-1924) 政治家。薩摩藩の人。1881年(明治14)以降16年間大蔵卿・蔵相を務め,大規模な紙幣整理と軍拡のための増税を強行し(松方財政),農民層の分解を促進して資本主義の基礎をつくった。日本銀行を創設。枢密顧問官・内大臣を歴任。首相を二度務める。
まっかつ 【靺鞨】🔗⭐🔉
まっかつ 【靺鞨】
中国,隋唐時代に東北地方から朝鮮半島北部に居住したツングース系諸族の総称。勿吉(モツキツ)崩壊後,有力な七部に分立,粟末(ゾクマツ)部を中心に渤海(ボツカイ)を建てたが,黒水部は対立してのちに女真族となった。
大辞林 ページ 154778。