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まつまえ マツマヘ 【松前】🔗🔉

まつまえ マツマヘ 【松前】 北海道渡島(オシマ)半島南端にある町。一五世紀半ばに武田信広がこの地を平定,五代慶広が福山城を築き,松前氏を称して城下町とした。江戸時代,蝦夷(エゾ)地経営の中心地。

まつまえ-づけ マツマヘ― [0] 【松前漬(け)】🔗🔉

まつまえ-づけ マツマヘ― [0] 【松前漬(け)】 細切りのするめ・昆布・人参などに数の子を加えて調味し,漬け込んだ食品。

まつまえ-はんとう マツマヘ―タウ 【松前半島】🔗🔉

まつまえ-はんとう マツマヘ―タウ 【松前半島】 北海道南西部,渡島(オシマ)半島南西部,津軽海峡に突出する半島。大千軒岳・前千軒岳があり,南端は白神岬。青函トンネルの北海道側入り口。

まつまえ-ぶぎょう マツマヘ―ギヤウ [5] 【松前奉行】🔗🔉

まつまえ-ぶぎょう マツマヘ―ギヤウ [5] 【松前奉行】 江戸幕府の遠国(オンゴク)奉行の一。老中支配。蝦夷(エゾ)地の行政・海防・開拓などを扱った。1802年蝦夷奉行として箱館に創置,07年松前奉行と改められ,役所も松前に移った。21年松前藩の復封にあたって廃止。 →箱館奉行

まつ-むかえ ―ムカヘ [3] 【松迎え】🔗🔉

まつ-むかえ ―ムカヘ [3] 【松迎え】 門松など正月に飾る松を,年の暮れに山野からとってくること。正月様迎え。

まつ-むし [2] 【松虫】🔗🔉

まつ-むし [2] 【松虫】 (1)コオロギ科の昆虫。体長23ミリメートル内外。頭は小さく,体は舟形で後肢が長く,全体が淡褐色。草原・林にすみ,成虫は八〜一一月に出現する。雄はチンチロリンと美しく鳴く。古来,鳴く虫の代表として親しまれた。本州以南の各地と中国・東南アジアに分布。[季]秋。《人は寝て籠の―鳴き出でぬ/正岡子規》 (2)スズムシの古名。平安時代,マツムシとスズムシの名称は現在と反対であったといわれる。「虫は,鈴虫,ひぐらし,蝶,―,きりぎりす/枕草子 43」 (3)歌舞伎の下座音楽に用いられる楽器。小形の伏せ鉦(ガネ)。六部の出や寂しい寺院などに用いられる。 松虫(1) [図]

まつむし-そう ―サウ [0] 【松虫草】🔗🔉

まつむし-そう ―サウ [0] 【松虫草】 マツムシソウ科の多年草。山中の草地に生える。高さ約50センチメートル。葉は羽状に分裂。秋,径約5センチメートルの青紫色の頭花をつける。花序の中央にある花は小さく,周囲の花は唇形で大きい。リンボウギク。[季]秋。 松虫草 [図]

大辞林 ページ 154805