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まろ・む 【丸む】🔗🔉

まろ・む 【丸む】 ■一■ (動マ四) 丸くなる。「袖口は―・み出でたる程/栄花(若生え)」 ■二■ (動マ下二) ⇒まろめる

まろ-むし 【丸虫】🔗🔉

まろ-むし 【丸虫】 コガネムシ類の古名。[節用集(易林本)]

まろ・める [0] 【丸める】 (動マ下一)[文]マ下二 まろ・む🔗🔉

まろ・める [0] 【丸める】 (動マ下一)[文]マ下二 まろ・む (1)固めてまるくする。「丸薬を―・めるのに忙しい/戯作三昧(竜之介)」 (2)頭を剃(ソ)る。剃髪(テイハツ)する。 (3)円形をつくる。輪にする。「日陰をめぐりて―・め置きて/栄花(初花)」 (4)全体をそのものでつくる。「我らは悪業煩悩にて身を―・めたり/曾我 11」 (5)まるめこむ。籠絡(ロウラク)する。「我が君を御幼少より―・めつけし舌さき/桐一葉(逍遥)」

まろ-や 【丸屋】🔗🔉

まろ-や 【丸屋】 葦(アシ)・茅(カヤ)などをそのまま屋根にした仮小屋。仮庵(カリイオ)。「屋は―,あづまや/枕草子 289」

まろ-やか [2] 【円やか】 (形動)[文]ナリ🔗🔉

まろ-やか [2] 【円やか】 (形動)[文]ナリ (1)形がまるいさま。まるみを帯びているさま。「―な月」 (2)穏やかなさま。円満なさま。「―な味」 [派生] ――さ(名)

まろ-ら 【麻呂等】 (代)🔗🔉

まろ-ら 【麻呂等】 (代) 一人称。まろ。「―をもらうたくなつかしうなむし給ふ/源氏(真木柱)」

まろ-らか 【円らか】 (形動ナリ)🔗🔉

まろ-らか 【円らか】 (形動ナリ) まろやか。「腕(カイナ)をさし出でたるが,―にをかしげなる程も/源氏(宿木)」

マロリー Thomas Malory🔗🔉

マロリー Thomas Malory (?-1471?) イギリスの文人。アーサー王伝説を集大成した「アーサー王の死」の作者とされる。

マロン [1] (フランス) marron🔗🔉

マロン [1] (フランス) marron 栗。

マロン-グラッセ [5] (フランス) marrons glacs🔗🔉

マロン-グラッセ [5] (フランス) marrons glacs 栗の砂糖漬け。ゆでた栗を砂糖液に漬けたのち表面の糖液を洗い乾燥させたもの。

マロン-さん [0] 【―酸】🔗🔉

マロン-さん [0] 【―酸】 〔malonic acid〕 二価カルボン酸の一種。化学式 HOOC・CH・COOH 天然にはサトウダイコンに存在。コハク酸と構造が似るため,コハク酸デヒドロゲナーゼの阻害剤となる。

大辞林 ページ 154916