複数辞典一括検索+

みやつこ [2] 【造】🔗🔉

みやつこ [2] 【造】 〔「み」は接頭語。「御奴(ミヤツコ)」の意とも「御家つ子」の意ともいう〕 古代の姓の一。渡来系技術者集団の統率者をはじめとする伴造(トモノミヤツコ)系の氏族に与えられた。そのうちの有力氏族の多くは天武朝に連(ムラジ)に改姓された。

みやつこ-ぎ 【造木】🔗🔉

みやつこ-ぎ 【造木】 (1)ニワトコの古名。[和名抄] (2)タマツバキの古名。[本草和名]

み-やつこ 【御奴】🔗🔉

み-やつこ 【御奴】 〔「み」は接頭語〕 朝廷に仕える男女の召し使い。「朝庭(ミカド)の―と/続紀(天平神護一宣命)」

みや-でら [0] 【宮寺】🔗🔉

みや-でら [0] 【宮寺】 ⇒神宮寺(ジングウジ)

みや-どころ 【宮処】🔗🔉

みや-どころ 【宮処】 (1)神の鎮座する所。神社のある所。「松が根に浪こす浦の―いつ住みよしと/続後撰(神祇)」 (2)皇居のある所。宮居。「三諸(ミモロ)の山の離(トツ)―/万葉 3231」

みやのうら-だけ 【宮之浦岳】🔗🔉

みやのうら-だけ 【宮之浦岳】 屋久島中央部にある山。海抜1935メートル。九州地方の最高峰。屋久杉の原生林がある。

みやのじょう ミヤノジヤウ 【宮之城】🔗🔉

みやのじょう ミヤノジヤウ 【宮之城】 鹿児島県北西部,薩摩郡の町。川内(センダイ)川中流域を占める交通の要衝。竹細工を特産。

みや-の-だいぶ 【宮大夫】🔗🔉

みや-の-だいぶ 【宮大夫】 中宮職の長官。中宮の大夫。

みや-の-め 【宮🔗🔉

みや-の-め 【宮】 「宮祭(ミヤノメノマツリ)」の略。

みやのめ-の-まつり 【宮祭】🔗🔉

みやのめ-の-まつり 【宮祭】 昔,正月・一二月の初午(ハツウマ)の日に,高皇産霊尊(タカミムスヒノミコト)以下六柱の神をまつって,禍を除き幸福を祈った行事。みやのべのまつり。

みや-の-わたし 【宮の渡し】🔗🔉

みや-の-わたし 【宮の渡し】 旧東海道で,尾張の宮(名古屋市熱田)から桑名までの海上七里の渡し。七里の渡し。

みやはら 【宮原】🔗🔉

みやはら 【宮原】 姓氏の一。

みやはら-じろう ―ジラウ 【宮原二郎】🔗🔉

みやはら-じろう ―ジラウ 【宮原二郎】 (1858-1918) 海軍機関中将。駿河の人。1897年(明治30)宮原式汽缶の特許を取得。日露戦争前後から軍艦や商船に採用され,欧米技術への依存から脱却する第一歩となった。のち東大教授。

大辞林 ページ 155196