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むか・う ムカフ [0] 【向(か)う・対う】🔗🔉

むか・う ムカフ [0] 【向(か)う・対う】 〔「向き合ふ」の転〕 ■一■ (動ワ五[ハ四]) (1)自分の体の前面を,ある物・人に向ける。「机に―・って本を読む」「舞台に―・って右手」「面と―・う」「風に―・って走る」 (2)その方向へ行こうと目指す。「ハワイに―・って出航する」「目標に―・って進む」 (3)時間が経過して,ある状態や時期に近づく。「寒さに―・う」「病気は快方に―・っている」 (4)相手とする。対する。「親に―・って何だ」 (5)敵対する。抵抗する。手向かう。「素手(スデ)で―・っていく」 (6)匹敵する。相当する。「たまきはる命に―・ふ我(ア)が恋やまめ/万葉 678」 (7)対面する。対座する。「あの姿に腹巻をきて―・はんこと,おもばゆう/平家 2」 [可能] むかえる ■二■ (動ハ下二) 向かうようにする。向けさせる。「車さしまはして,…川に―・へて簾まきあげてみれば/蜻蛉(上)」

向かう鹿(シシ)に矢が立たず🔗🔉

向かう鹿(シシ)に矢が立たず こちらを向いている鹿に矢を射るような,むごいことはできない。無抵抗な相手をむやみに攻撃することのできないたとえ。

向かう所敵なし🔗🔉

向かう所敵なし 非常に強くて,何者にも負けない。行く所敵なし。

むか・う ムカフ 【迎ふ】 (動ハ下二)🔗🔉

むか・う ムカフ 【迎ふ】 (動ハ下二) ⇒むかえる

むかえ ムカヘ [0] 【迎え】🔗🔉

むかえ ムカヘ [0] 【迎え】 迎えること。出迎えること。来てもらうように呼びに行くこと。また,その際の使者や乗り物。 ⇔送り 「駅まで―に行く」「―の車」

むかえ-かく ムカヘ― [3][2] 【迎え角】🔗🔉

むかえ-かく ムカヘ― [3][2] 【迎え角】 飛行機の翼弦線(翼の前縁と後縁を結ぶ線)が空気の流れとなす角度。迎え角が増すにつれ揚力は大きくなるが,ある限度を過ぎると逆に揚力がなくなり失速の状態となる。

むかえ-がな ムカヘ― [0] 【迎え仮名】🔗🔉

むかえ-がな ムカヘ― [0] 【迎え仮名】 読み方を示すために漢字の上に添えておく,読みの最初の仮名。小さい字で書くことが多い。川柳・俳句などにみられる。「ゃ宿(シュクでなくヤド)」の「や」の類。 →捨て仮名

大辞林 ページ 155270