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むがく-るい [3] 【無顎類】🔗⭐🔉
むがく-るい [3] 【無顎類】
脊椎動物無顎綱に属する動物の総称。現生の円口類および古生代に栄えた甲冑(カツチユウ)魚の仲間など,最も原始的な魚類。
むか-ご [0] 【零余子】🔗⭐🔉
むか-ご [0] 【零余子】
腋芽(エキガ)が養分を蓄えて球状となったもの。多くは葉の付け根にでき,落下して地上で発芽し無性的に新しい個体となる。葉が多肉化して茎をとりまいているものを珠芽(鱗芽),茎が肥大して球状になったものを肉芽という。ヤマノイモ・ムカゴイラクサなどに生じる。胎芽。ぬかご。[季]秋。
零余子
[図]
[図]
むかご-いらくさ [5] 【零余子蕁麻】🔗⭐🔉
むかご-いらくさ [5] 【零余子蕁麻】
イラクサ科の多年草。山地に生える。全体に刺毛がある。高さ約70センチメートル。葉は互生し,卵円形で鋸歯(キヨシ)がある。葉腋(ヨウエキ)にむかごを生じる。雌雄同株で,八,九月開花。
むかし [0] 【昔】🔗⭐🔉
むかし [0] 【昔】
(1)現在から時間的にへだたった過去の一時点または一時期。いつとは特定できないが,回想の対象となる過去のある時。「―の思い出」「―からそう言いならわされている」「―,男有りけり/伊勢 2」
(2)過去の10年間を一単位としていう語。「もうふた―も前のことだ」
(3)(単に)以前。現在と対比してとらえた過去のある時。「―こそ外(ヨソ)にも見しか我妹子(ワギモコ)が/万葉 474」
(4)今は亡き人。故人。「―の手にてこの歌をなむかきつけたりける/古今(哀傷詞)」
(5)前の世。前世。「いかさまに―結べる契りにて/源氏(紅葉賀)」
〔副詞的にも用いる〕
――取った杵柄(キネヅカ)🔗⭐🔉
――取った杵柄(キネヅカ)
昔きたえて,まだ衰えずに身につけている技能や腕前。
――の剣(ツルギ)今の菜刀(ナガタナ)🔗⭐🔉
――の剣(ツルギ)今の菜刀(ナガタナ)
すぐれた人や物も年取ったり古びたりして役に立たなくなること。また,すぐれたものも,年月がたつと時世に合わなくなるということ。
大辞林 ページ 155273。