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むく-え [2] 【無垢衣】🔗🔉

むく-え [2] 【無垢衣】 〔煩悩(ボンノウ)の汚れのない衣の意〕 袈裟(ケサ)の異名。

むく-えのき [3] 【椋榎】🔗🔉

むく-えのき [3] 【椋榎】 ムクノキの別名。

むくげ [0] 【木槿・槿】🔗🔉

むくげ [0] 【木槿・槿】 アオイ科の落葉低木。中国・インド原産。生け垣や庭木とする。高さ約3メートル。葉は卵形。花は葉腋(ヨウエキ)に単生し,晩夏から秋にかけて径約6センチメートルの紅紫色または白色の五弁花を開き,一日でしぼむ。幹皮や花は薬用。古くはアサガオと称された。モクゲ。蓮(ハチス)。木蓮(キハチス)。[季]秋。《道のべの―は馬に喰はれけり/芭蕉》 →槿花(キンカ) 木槿 [図]

むく-げ [0] 【尨毛・毳】🔗🔉

むく-げ [0] 【尨毛・毳】 (1)(獣の)ふさふさと長く垂れ下がった毛。「―の犬」 (2)薄くやわらかい毛。にこげ。

むくさ-の-たきもの [1] 【六種の薫物】🔗🔉

むくさ-の-たきもの [1] 【六種の薫物】 平安時代以来の代表的な薫物の銘で,梅花・荷葉(カヨウ)・菊花・落葉(ラクヨウ)・侍従・黒方(クロボウ)の六種。調製者によって種々の調合法が伝えられる。

むく-せかい [3] 【無垢世界】🔗🔉

むく-せかい [3] 【無垢世界】 〔仏〕「法華経(提婆品)」に説く,沙羯羅(シヤカラ)竜王の娘の竜女が成仏(ジヨウブツ)したという世界。

む-くち [1] 【無口】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

む-くち [1] 【無口】 (名・形動)[文]ナリ 口数の少ない・こと(さま)。寡黙。「急に―になる」「―な子」

むくつけ (形動ナリ)🔗🔉

むくつけ (形動ナリ) 〔形容詞「むくつけし」の語幹から〕 無骨なさま。恐ろしいさま。「―なる男も是をよろこび/浮世草子・五人女 3」

むくつけ-おとこ ―ヲトコ 【むくつけ男】🔗🔉

むくつけ-おとこ ―ヲトコ 【むくつけ男】 荒々しく恐ろしい男。「―も舷(フナバタ)に寄懸て/太平記 18」

むくつけ・し (形ク)🔗🔉

むくつけ・し (形ク) (1)無骨でむさくるしい。現代語では,連体形「むくつけき」の形で用いられる。「―・き男」 (2)(相手の正体などがわからず)うす気味が悪い。恐ろしい。「おいらかに鬼とこそ向ひ居たらめ。―・き事/源氏(帚木)」 (3)行動などが常軌を逸している。「奇異(アサマ)しく―・く怖しかりし人の有様かな/今昔 25」 (4)無骨である。無風流である。「―・き心の中にいささか好きたる心まじりて/源氏(玉鬘)」

大辞林 ページ 155292