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む・す 【噎す・咽す】 (動サ下二)🔗⭐🔉
む・す 【噎す・咽す】 (動サ下二)
⇒むせる
むず (助動)(○・○・むず(んず)・むずる(んずる)・むずれ(んずれ)・○)🔗⭐🔉
むず (助動)(○・○・むず(んず)・むずる(んずる)・むずれ(んずれ)・○)
〔推量の助動詞「む」に,格助詞「と」とサ変動詞「す」の付いた「むとす」の熟合したもの。中古以降の語。「む」は,後世「ん」と発音されたために,「んず」とも書かれる〕
推量の助動詞。動詞・助動詞の未然形に付く。
(1)目前にないこと,まだ実現していないことについて予想し推量する意を表す。…であるだろう。…だろう。「今は帰るべきになりにければ,此月の十五日に,かのもとの国よりむかへに人々まうでこ〈むず〉/竹取」「三人ながら島の内を出でたりなど聞え候はば,なかなか悪しう候ひな〈んず〉/平家(三・流布本)」
(2)話し手自身の意志や決意を表す。…するつもりだ。…するようにしよう。「この蛍のともす火にや見ゆらむ,ともし消ちな〈むずる〉/伊勢 39」「われは,しかじかのことのありしかば,そこに建て〈むずる〉ぞ/大鏡(藤氏物語)」
(3)「…するのがよい」「…するのが当然だ」などの意を表す。「敵すでに寄せ来るに,方々(カタガタ)の手分けをこそせられ〈んずれ〉/保元(中・古活字本)」
(4)(連体形を用いて)実現していないことを仮定していうのに用いる。…であるような。…といわれる。「殿上までもやがてきりのぼら〈んずる〉者にてある間/平家 1」
〔(1)「むず」は「む」とほとんど同じ意味に用いられるが,やや強めた言い方になる。(2)中古では多く会話文に用いられる。(3)「むず」から中世後期以降「うず」の形を生ずる〕
→むとす(連語)
→うず(助動)
む-すい [0][1] 【無水】🔗⭐🔉
む-すい [0][1] 【無水】
(1)水分がないこと。水気がないこと。
(2)結晶水を含まないこと。
(3)オキソ酸から水分子が除かれた形の分子であること。酸性酸化物であること。
(4)二個のカルボキシル基が脱水縮合した構造をもつこと。
大辞林 ページ 155338。