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むらご-の-おどし ―ヲドシ 【斑濃の縅】🔗🔉

むらご-の-おどし ―ヲドシ 【斑濃の縅】 鎧(ヨロイ)の縅の一。濃淡がまだらになっているもの。また,種々の色の糸で縅したもの。斑濃。色色叢濃。

むらさき [2] 【紫】🔗🔉

むらさき [2] 【紫】 (1)ムラサキ科の多年草。山野に自生する。全体に粗毛があり,根は太く,茎は高さ約50センチメートルで上方で分枝。葉は披針形。夏,上方の葉腋(ヨウエキ)に白花を数個つける。根は乾くと紫色となり,古くから紫色の染料とするほか,漢方で解熱・解毒の薬,皮膚病の薬などに用いる。紫草。 (2){(1)}の根で染め出した色。 (3)「紫色」の略。 (4)醤油のこと。 (5)〔女房詞〕 イワシ。 紫(1) [図]

――の朱(アケ)を奪う🔗🔉

――の朱(アケ)を奪う 〔「論語(陽貨)」中間色の紫が正色の朱を濁らせる意から〕 佞者(ネイシヤ)の言葉が用いられ,正論が疎んぜられること。また,似てはいるが全く違うこと。

むらさき-いがい ―ガヒ [5] 【紫貽貝】🔗🔉

むらさき-いがい ―ガヒ [5] 【紫貽貝】 海産の二枚貝。貝殻は三角に近い長楕円形で,殻長9センチメートルほど。殻が薄く,光沢のある黒紫色。食用。太平洋・大西洋の北部の浅海に広く分布。 →ムール貝

むらさき-いろ [0] 【紫色】🔗🔉

むらさき-いろ [0] 【紫色】 色名の一。赤と青の中間の色の総称。また,紫草の根で染めた色。パープル。「皮膚が―にはれあがる」

むらさき-うに [5] 【紫海胆】🔗🔉

むらさき-うに [5] 【紫海胆】 ウニの一種。直径5センチメートル内外。体はやや扁平な半球形で,長さ4センチメートルほどのとげが密生する。全体が紫黒色。潮間帯の岩礁などに多い。卵巣は食用。北海道南部から台湾にかけて分布。

むらさき-うまごやし [7] 【紫馬肥】🔗🔉

むらさき-うまごやし [7] 【紫馬肥】 アルファルファの別名。

むらさき-えもん ―― [5] 【紫衛門】🔗🔉

むらさき-えもん― [5] 【紫衛門】 〔明治時代,女学生の袴(ハカマ)は紫色が多かったので,平安の歌人赤染衛門(アカゾメエモン)をもじっていう〕 女学生の異名。

大辞林 ページ 155400