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むらさき-のり [4] 【紫海苔】🔗🔉

むらさき-のり [4] 【紫海苔】 アサクサノリの別名。

むらさき-はしどい [5] 【紫丁香花】🔗🔉

むらさき-はしどい [5] 【紫丁香花】 ライラックの和名。

むらさき-ぼうし [5] 【紫帽子】🔗🔉

むらさき-ぼうし [5] 【紫帽子】 歌舞伎の女形が,前髪をおおった紫縮緬(チリメン)の布。また,その帽子をつけた若衆。「共にいただく―のゆかりの色も有る中なれば/滑稽本・根南志具佐」

むらさき-ほこりかび [7] 【紫埃黴】🔗🔉

むらさき-ほこりかび [7] 【紫埃黴】 変形菌類ムラサキホコリカビ科の代表種。腐木・枯れ葉などの上に生える。紫褐色の毛髪状で,長さ約1センチメートル。乾くと胞子は飛散し,網状の子実体を残す。胞子は水分を得て発芽し,遊走子状からアメーバ状となる。多数のアメーバは合体して粘液状の変形体となり,成熟後乾燥して再び毛状の子実体となる。

むらさき-しきぶ 【紫式部】🔗🔉

むらさき-しきぶ 【紫式部】 (973頃-1014頃) 平安中期の女流作家・歌人。藤原為時の女(ムスメ)。はじめ藤式部と呼ばれる。藤原宣孝と結婚,大弐三位を生むがまもなく夫と死別。その後,源氏物語の執筆を始める。才媛のほまれ高く,一条天皇中宮彰子(上東門院)に仕え,「白氏文集」を進講。藤原道長や藤原公任らとの交流もあった。ほかに「紫式部日記」「紫式部集」などの著がある。

むらさきしきぶ-にっき 【紫式部日記】🔗🔉

むらさきしきぶ-にっき 【紫式部日記】 日記。二巻。紫式部作。1010年頃成立。一条天皇中宮彰子の出産を中心とした作者の身辺記で,日記的部分と消息文的部分から成る。著者の内面生活をうかがわせる表白,同時代の女流作家の批評などを含む。文学作品としてのみならず,史料としても貴重。

むらさきしきぶ-にっきえまき ―マキ 【紫式部日記絵巻】🔗🔉

むらさきしきぶ-にっきえまきマキ 【紫式部日記絵巻】 絵巻物。鎌倉中期の作。「紫式部日記」を絵画化し,詞(コトバ)を添えたもの。絵二四段と詞二四段が残る。筆者未詳。紙本着色。

大辞林 ページ 155404