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むろ-の-つ 【室津】🔗⭐🔉
むろ-の-つ 【室津】
⇒むろつ(室津)(1)
むろのやしま 【室の八島】🔗⭐🔉
むろのやしま 【室の八島】
古来の和歌などに見える地名。現在の栃木市惣社町にあったとされる。野中に清水が湧き出,立ち上る水蒸気が煙のように見えたという。現在,大神(オオミワ)神社の境内の池中の島を室の八島の跡というが,後の付会と思われる。((歌枕))「いかでかは思ひ有ともしらすべき―の煙ならでは/詞花(恋上)」
むろ-ほう ―ホフ [2] 【無漏法】🔗⭐🔉
むろ-ほう ―ホフ [2] 【無漏法】
〔仏〕
(1)煩悩(ボンノウ)をもたない存在。真如(シンニヨ)。
⇔有漏法(ウロホウ)
(2)仏法の別称。
(3)煩悩の消滅と悟りの出現を説明する滅と道の二諦(ニタイ)。
⇔有漏法
むろ-ほき 【室寿き】🔗⭐🔉
むろ-ほき 【室寿き】
〔「むろほぎ」とも〕
新築した家屋をことほぐこと。また,その言葉。「天皇次に起ちて…―して曰(ノタマ)はく/日本書紀(顕宗訓)」
むろまち 【室町】🔗⭐🔉
むろまち 【室町】
(1)京都市の市街を南北に走る室町通りの周辺の地域名。中世,室町通りの東,今出川通りの北に室町幕府が置かれた。
(2)東京都中央区北西部の地名。商業地域・問屋街。
むろまち-じだい [5] 【室町時代】🔗⭐🔉
むろまち-じだい [5] 【室町時代】
足利氏が京都室町に幕府を開き,政権を掌握していた時代。足利尊氏が建武式目を制定した1336年から,一五代義昭が織田信長に追放される1573年までをいう。その前期を南北朝時代(1336-1392)とよび,また1467年の応仁の乱以降を戦国時代とよぶことも多い。
むろまち-どの 【室町殿】🔗⭐🔉
むろまち-どの 【室町殿】
(1)京都室町にあった足利将軍家の邸宅。1378年三代将軍義満の造営。多くの花を植えたので花の御所ともいう。
(2)室町幕府。また,その将軍の称。
むろまち-ばくふ [5] 【室町幕府】🔗⭐🔉
むろまち-ばくふ [5] 【室町幕府】
〔1378年足利三代将軍義満が京都室町の新邸を幕府としたことによる〕
足利氏が京都に開いた幕府。1336年足利尊氏の建武式目制定をもって創始された武家政権。鎌倉幕府の制度・機構をほぼ継承して発足し,南北朝合体によって全国統一政権となった。しかし守護領国制の発展による地方分権化に対抗しえず,特に応仁の乱以降は,群雄割拠の戦国時代と化し,1573年一五代義昭が織田信長に追放され滅亡。足利幕府。
→室町幕府(将軍)[表]
→室町幕府(職制)[表]
大辞林 ページ 155419。