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めいぶつ-き [4] 【名物記】🔗🔉

めいぶつ-き [4] 【名物記】 由緒ある茶道具などについて解説した書。多くは江戸時代に編纂・出版された。「御飾記」「茶記名物図彙」「古今名物類聚」などが著名。

めいぶつ-ぎれ [0] 【名物裂・名物切】🔗🔉

めいぶつ-ぎれ [0] 【名物裂・名物切】 鎌倉時代から江戸中期にかけて渡来し,茶器などの袋や出し帛紗(フクサ)として珍重されて,特定の名で呼ばれるきれ。主として中国の宋・元・明・清代の絹織物で,南蛮渡来の木綿織物なども含まれる。金襴・緞子(ドンス)・間道(カントウ)・錦・唐桟(トウザン)・更紗(サラサ)など。輸入の時代によって,古渡り・中渡り・今渡りなどに分ける。

メイフラワー-ごう ―ガウ 【―号】🔗🔉

メイフラワー-ごう ―ガウ 【―号】 ⇒メーフラワー号

メイプルソープ Robert Mapplethorpe🔗🔉

メイプルソープ Robert Mapplethorpe (1946-1989) アメリカの写真家。黒人の裸体,花などを厳密な構図で撮影した作品を発表,ポルノ的表現でスキャンダルを生んだ。

めい-ふん [0] 【瞑氛】🔗🔉

めい-ふん [0] 【瞑氛】 薄暗い気配。「氤(インウン)たる―が散るともなしに四肢五体に纏綿(テンメン)して/草枕(漱石)」

めい-ぶん [0] 【名分】🔗🔉

めい-ぶん [0] 【名分】 (1)身分・立場などに応じて守らなければならない本分。「―が立たない」「佐幕家の進退は一切万事,君臣の―から割出して/福翁自伝(諭吉)」 (2)名と実質。「大義―」

めいぶん-ろん [3] 【名分論】🔗🔉

めいぶん-ろん [3] 【名分論】 名称と実質の一致を求めて国家社会の秩序を確立しようとする儒家の思想。「論語」や「春秋」三伝に顕著で,のち宋代の学者が強調,日本の「神皇正統記」「大日本史」にも影響を与えた。正名論。

大辞林 ページ 155458