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もみ-な・い (形)🔗🔉

もみ-な・い (形) 〔近世上方語〕 「もむない」に同じ。「物の味のないといふことを―・いといやるし/浮世草子・姑気質」

もみ-ぬか [0] 【籾糠】🔗🔉

もみ-ぬか [0] 【籾糠】 もみがら。

もみ-のり [2][0] 【揉み海苔】🔗🔉

もみ-のり [2][0] 【揉み海苔】 焼き海苔を手で揉んで細かくしたもの。

もみ-ひき [2][4] 【籾挽き】🔗🔉

もみ-ひき [2][4] 【籾挽き】 「籾摺(ス)り」に同じ。

もみ-ほぐ・す [4] 【揉み解す】 (動サ五[四])🔗🔉

もみ-ほぐ・す [4] 【揉み解す】 (動サ五[四]) (1)しこりや固くなっている部分を,もんで柔らかくする。「肩のこりを―・す」 (2)気持ちや気分をやわらげる。「緊張を―・す」 [可能] もみほぐせる

もみ-よね [0][2] 【籾米】🔗🔉

もみ-よね [0][2] 【籾米】 「もみごめ」に同じ。[和名抄]

もみ-りょうじ ―レウヂ [3] 【揉み療治】 (名)スル🔗🔉

もみ-りょうじ ―レウヂ [3] 【揉み療治】 (名)スル 患者の筋肉のこりなどをもんで治す方法。あんま・マッサージなど。

も・む [0] 【揉む】🔗🔉

も・む [0] 【揉む】 ■一■ (動マ五[四]) (1)両方のてのひらで物を挟んでこする。「錐(キリ)を―・む」「紙を―・んで柔らかくする」 (2)指先や手でつかんで力を加え,はなすことを繰り返す。「肩を―・む」「きゅうりを塩で―・む」 (3)大勢の人が入り乱れて押し合う。「満員電車に―・まれて通う」 (4)激しくゆすり動かす。「御輿を―・む」「波に―・まれる」 (5)きたえる。苦労をなめさせる。特に,スポーツ・勝負事などでいう。「一丁―・んでやろう」「余り真面目ゆゑ,夫は些(チツ)と―・むでやらうで/多情多恨(紅葉)」 (6)意見を出しあって十分に議論する。「委員会で法案を―・む」 (7)馬を激しくせめたてる。「―・めども―・めども,一所にて踊る様なり/義経記 4」 (8)軍勢などが互いにぶつかりあってたたかう。「七八度が程ぞ―・うだりける/太平記 10」 (9)(「数珠(ジユズ)をもむ」の意から)激しく手を擦り合わせて祈祷(キトウ)する。「黒煙をたててひともみ―・まれたりければ/平家 8」 →もまれる [可能] もめる ■二■ (動マ下二) ⇒もめる [慣用] 気を―・手を―・身を―

大辞林 ページ 155737