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もやい モヤヒ [0] 【舫い】🔗🔉

もやい モヤヒ [0] 【舫い】 もやうこと。また,そのための綱。もやい綱。むやい。もあい。「船の―を解いて,棹(サオ)を岸の石に突立てろ/初恋(お室)」

もやい-かかり モヤヒ― [4] 【舫い繋り】🔗🔉

もやい-かかり モヤヒ― [4] 【舫い繋り】 船一艘が錨(イカリ)を入れ,この船に他の船を順次つなぎ合わせて一緒に停泊すること。

もやい-ぐい モヤヒグヒ [2] 【舫い杭】🔗🔉

もやい-ぐい モヤヒグヒ [2] 【舫い杭】 船をつなぎとめるための杭。かせ。

もやい-づな モヤヒ― [2] 【舫い綱】🔗🔉

もやい-づな モヤヒ― [2] 【舫い綱】 船と船,あるいは船を岸につなぐ綱。遣手(ヤリテ)。手安綱(テヤスヅナ)。もやい。

もやい-ぶね モヤヒ― [4] 【舫い船】🔗🔉

もやい-ぶね モヤヒ― [4] 【舫い船】 互いにつなぎとめた船。また,岸につなぎとめた船。むやい船。

もやい モヤヒ [0] 【催合い・最合い】🔗🔉

もやい モヤヒ [0] 【催合い・最合い】 他の人と共同して事をしたり物を所有したりすること。おもやい。「―傘」「私はあなたと―にするかと思へば/谷間の姫百合(謙澄)」

もや・う モヤフ [2][0] 【舫う】 (動ワ五[ハ四])🔗🔉

もや・う モヤフ [2][0] 【舫う】 (動ワ五[ハ四]) 船と船とをつなぎ合わせる。また,船を岸の杭などに結んで停泊する。むやう。「舟を川岸に―・う」

もや・う モヤフ [2] 【催合う・最合う】 (動ワ五[ハ四])🔗🔉

もや・う モヤフ [2] 【催合う・最合う】 (動ワ五[ハ四]) 共同で物事を行う。「仕事を―・ってする」

もや-くや [1]🔗🔉

もや-くや [1] ■一■ (副)スル (1)心中のすっきりしないさま。もやもや。「又あの事を言ひ出すかと胸の中―して/たけくらべ(一葉)」 (2)ごたごたするさま。紛糾するようす。「何か―する中へ,ちよつとお邪魔と出かけたが/歌舞伎・御国入曾我中村」 ■二■ (名) (1)心中のすっきりしないこと。もやもや。「沸(ニ)へかへる胸の―を何処から漏らす由もなく/思出の記(蘆花)」 (2)ごたごた。いざこざ。紛糾。「奥のお客人も今の―,お聞きなさつたであらうな/浄瑠璃・千本桜」

大辞林 ページ 155747