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やく-よけ [0] 【厄除け】🔗⭐🔉
やく-よけ [0] 【厄除け】
災厄を払い除くこと。また,その方法。氏神に参詣したり,餅や銭,身につけている櫛・褌(フンドシ)などを道の辻に捨てたり,小正月に各家をまわって餅をもらい歩いたり,二月一日や六月一日にもう一度正月を祝うなどした。厄払い。
や-ぐら [0] 【岩倉・窟】🔗⭐🔉
や-ぐら [0] 【岩倉・窟】
〔「いわくら」の転とも,「谷倉」の意ともいう〕
鎌倉・室町時代,山腹に横穴を掘って墓所としたもの。後世貯蔵庫としても用いられた。神奈川県鎌倉市近傍に多く見られる。
や-ぐら [0] 【櫓・矢倉】🔗⭐🔉
や-ぐら [0] 【櫓・矢倉】
〔(8)が原義〕
(1)城や館の門の上,あるいは敷地内に設けた物見・防戦のための高楼。近世の城郭では,一層から四層の塗込造りの建物が多く,城内の要所,城壁や城門の上に設けた。
(2)木材などを高く組み上げて造った構造物。「火の見―」
(3)歌舞伎・人形浄瑠璃・相撲・見世物などの興行場の入り口に高く組み上げた構築物。江戸時代には官許の興行権の証であった。
(4)こたつの,木で組んだ枠。中に熱源を置き,布団を支える。「―炬燵(ゴタツ)」
(5)大型和船の上部構造物の総称。本来,戦国時代に発達した軍船の上部構造物のことだったが,江戸時代では商船の上部構造物をも同様に呼んだ。
(6)「櫓投げ」の略。
(7)「櫓囲い」の略。
(8)矢など,武器を納めておく倉。また,物品を収納する倉庫。「物は―に積み満てて/宇津保(祭の使)」
――を上・げる🔗⭐🔉
――を上・げる
(1)櫓を造る。櫓を設ける。
(2)(歌舞伎・人形浄瑠璃などの)一座を作って興行を始める。
やぐら-おとし [4] 【櫓落(と)し】🔗⭐🔉
やぐら-おとし [4] 【櫓落(と)し】
(1)長柄の槍(ヤリ)の,さらに柄の長いもの。
(2)近世の男の髪形の一。鬢(ビン)・髱(タボ)を十分に張らせたもの。主に力士が結った。
やぐら-がこい ―ガコヒ [4] 【櫓囲い】🔗⭐🔉
やぐら-がこい ―ガコヒ [4] 【櫓囲い】
将棋の駒組の一。居飛車にして金・銀などで王を囲むもの。金銀の駒数や配置により,金櫓・銀櫓などがある。
やぐら-ごけ [3] 【櫓苔】🔗⭐🔉
やぐら-ごけ [3] 【櫓苔】
ハナゴケ科の地衣植物。本州・北海道に分布。地上または朽木上に生じる。地衣体は表面青緑色,裏面灰白色で,ラッパを立てて何層も積み重ねたような形となる。これは子器柄が盃状となり,その盃状体を貫くように子器柄が伸びることによる。子器は褐色で盃状体の縁につく。
大辞林 ページ 155854。