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やま-すげ [2] 【山菅】🔗⭐🔉
やま-すげ [2] 【山菅】
(1)山に生えているスゲ。
(2)植物ヤブランの古名。「―をてまさぐりにして/栄花(殿上の花見)」
やますげ-の 【山菅の】 (枕詞)🔗⭐🔉
やますげ-の 【山菅の】 (枕詞)
(1)山菅の実,および葉の乱れ茂る意から比喩的に「実」「乱る」にかかる。「―実成らぬことを我に寄そり言はれし君は誰とか寝(ヌ)らむ/万葉 564」「―乱れ恋ひのみせしめつつ/万葉 2474」
(2)同音・類音を重ねて「止(ヤ)まず」「背向(ソガヒ)」にかかる。「―止まずて君を思へかも/万葉 3055」「―そがひに寝しく今し悔しも/万葉 3577」
やま-すそ [0] 【山裾】🔗⭐🔉
やま-すそ [0] 【山裾】
山のふもと。
やま-ずみ [0] 【山住み】🔗⭐🔉
やま-ずみ [0] 【山住み】
山中や山里に住むこと。
やま-せ [0] 【山背】🔗⭐🔉
やま-せ [0] 【山背】
(1)山を越えて吹いてくる風。山背風。
(2)東北地方の中・北部の太平洋側(特に三陸地方)で,梅雨期から盛夏期にかけて吹く北東風。オホーツク海高気圧がもたらす冷湿な風で,長く続くと冷害の原因となる。[季]夏。
やませ-かぜ [3] 【山背風】🔗⭐🔉
やませ-かぜ [3] 【山背風】
「やませ」に同じ。
やま-せみ [0] 【山魚狗・山翡翠】🔗⭐🔉
やま-せみ [0] 【山魚狗・山翡翠】
ブッポウソウ目カワセミ科の鳥。全長38センチメートルほどの大形のカワセミ。背面は白と黒のまだらで,頭上の羽は長く冠羽となる。渓流沿いにすみ,土のがけに穴を掘って巣を作る。アジア東部に分布し,日本各地にすむ。カノコショウビン。
やま-ぜり [2] 【山芹】🔗⭐🔉
やま-ぜり [2] 【山芹】
セリ科の多年草。山中の川岸などに生える。茎は中空で柔らかく,高さ約1メートル。葉は三出羽状複葉。秋,枝頂に多数の白色の小花をつける。
大辞林 ページ 155965。