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ゆす・る [0] 【強請る】 (動ラ五[四])🔗🔉

ゆす・る [0] 【強請る】 (動ラ五[四]) 〔「揺する」と同源〕 おどしたり,弱みにつけこんだりして金品を取り上げたり,自分に従わせたりする。「悪い連中に金を―・られる」「ああ―・つたとていふ事をいふまいか/浄瑠璃・双蝶蝶」

ゆ・する [2] 【輸する】 (動サ変)[文]サ変 ゆ・す🔗🔉

ゆ・する [2] 【輸する】 (動サ変)[文]サ変 ゆ・す 〔「しゅする(輸)」の慣用読み〕 (1)物を運ぶ。輸送する。「銀貨を支那へ―・することを防げり/新聞雑誌 18」 (2)負ける。劣る。「昇に一着を―・する事は文三には死しても出来ぬ/浮雲(四迷)」

ゆず・る ユヅル [0] 【譲る】 (動ラ五[四])🔗🔉

ゆず・る ユヅル [0] 【譲る】 (動ラ五[四]) (1)自分の所有物・地位・権力などを他人に与えてまかせる。「店を息子に―・る」「後進に道を―・る」「幼き者共をば,誰にみ―・り,いかにせよとかおぼしめす/平家 7」 (2)「売る」の婉曲な言い方。 (3)自分をあとにしてほかの人が先になるようにする。「順番を―・る」「道を―・る」 (4)自分の考え・意見などをおさえて,他人の考えや主張を通させる。譲歩する。「自説を主張して―・らない」「一歩も―・るべきでない」 (5)ある行為を先へのばす。「これについての詳しい説明は他日に―・る」 (6)へりくだる。「深く―・り損(ス)つることを執(ト)りて/日本書紀(垂仁訓)」 [可能] ゆずれる

ゆずる-は ユヅル― 【譲る葉】🔗🔉

ゆずる-は ユヅル― 【譲る葉】 ユズリハの古名。「あど思(モ)へか阿自久麻(アジクマ)山の―の含(フフ)まる時に風吹かずかも/万葉 3572」

ゆする-ばち 【土蜂】🔗🔉

ゆする-ばち 【土蜂】 穴蜂(アナバチ)の古名。[和名抄]

ゆす・れる [0] 【揺すれる】 (動ラ下一)🔗🔉

ゆす・れる [0] 【揺すれる】 (動ラ下一) ゆれ動く。ゆれる。「細長い影がかたまつて,時々秋風に―・れるのが眼につきます/吾輩は猫である(漱石)」

大辞林 ページ 156178