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よ-じつ [0][1] 【余日】🔗🔉

よ-じつ [0][1] 【余日】 (1)残りの日。余りの日。「―いくばくもない」 (2)別の日。ほかの日。他日。「―出直します」 (3)ひまな日。

よし-づ・く 【由付く】 (動カ四)🔗🔉

よし-づ・く 【由付く】 (動カ四) 風情がある。奥ゆかしいところがある。由緒ありげである。「清げにて,ただならず気色―・きてなどぞありける/源氏(夕顔)」

よしつね 【義経】🔗🔉

よしつね 【義経】 ⇒源(ミナモトノ)義経

よしつね-でんせつ [5] 【義経伝説】🔗🔉

よしつね-でんせつ [5] 【義経伝説】 源義経に関する英雄伝説。壇浦合戦における八艘(ハツソウ)飛び,静御前をはじめとする女性とのこと,平泉の合戦で逃げのびて蝦夷(エゾ)から大陸に渡って成吉思汗(ジンギスカン)になったなどがある。

よしつね-ばかま [5] 【義経袴】🔗🔉

よしつね-ばかま [5] 【義経袴】 白羽二重(シロハブタエ)の腰ひもを付け,裾に細いくくりひもを通した袴。江戸時代に武士が旅行の際などに用い,江戸末期には,兵士が調練などをするときに用いた。源義経が陣中で用いたということからいう。

よしつねせんぼんざくら 【義経千本桜】🔗🔉

よしつねせんぼんざくら 【義経千本桜】 人形浄瑠璃。時代物。竹田出雲・三好松洛・並木千柳作。1747年初演。都落ちをする源義経を中心に,鮨(スシ)屋の弥助となっている平維盛,渡海屋の主人真綱銀平となっている平知盛を登場させ,静を守る狐忠信を活躍させて各段を構成する。「鮨屋」「渡海屋・大物浦」「河連法眼館」の場は現在でもたびたび上演され,人形浄瑠璃や歌舞伎の代表作。

よし-ど [2] 【葦戸・葭戸】🔗🔉

よし-ど [2] 【葦戸・葭戸】 よしずを張った戸。夏,襖(フスマ)・障子などを外して代わりに使う。簾戸(スド)。葭障子。[季]夏。

よし-な・い [3] 【由無い】 (形)[文]ク よしな・し🔗🔉

よし-な・い [3] 【由無い】 (形)[文]ク よしな・し (1)手段や方法がない。すべがない。「―・く退却する」 (2)理由がない。根拠がない。「やむごとなき,まづの人々おはすといふ事は―・き事なめり/源氏(若菜上)」 (3)関係がない。かかわりがない。「待つ人ある所に…あらぬ―・き者の名のりして来たる/枕草子 25」 (4)由緒がない。風情がない。「―・からぬ親の,心とどめて生ほし立てたる人の/源氏(蛍)」 (5)悪い。不都合だ。「世の末に―・き事のいで来て/栄花(月の宴)」

大辞林 ページ 156368