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よしわら-かぶり ヨシハラ― [5] 【吉原被り】🔗🔉

よしわら-かぶり ヨシハラ― [5] 【吉原被り】 手ぬぐいを二つに折って頭にのせ,その両端を髷(マゲ)の後ろで結んだかぶり方。遊里での芸人や新内流しなどが用いた。 吉原被り [図]

よしわら-ことば ヨシハラ― [5] 【吉原言葉】🔗🔉

よしわら-ことば ヨシハラ― [5] 【吉原言葉】 (1)江戸吉原の遊女などが用いた独特の言葉づかい。「あります」を「ありんす」という類。ありんすことば。 (2)知っていることでも知らないふりをして人にたずねるなど,万事あどけなく見せることをいう。「まんざら知りきつてゐる事をも知らぬ風(フリ)で物を尋ねる,諸事あどけなく見せるを俗に―と云ひやす/滑稽本・浮世床 2」

よしわら-さいけん ヨシハラ― [5] 【吉原細見】🔗🔉

よしわら-さいけん ヨシハラ― [5] 【吉原細見】 ⇒細見(サイケン)(3)

よしわら-すずめ ヨシハラ― 【吉原雀】🔗🔉

よしわら-すずめ ヨシハラ― 【吉原雀】 (1) [5] 吉原の遊郭に出入りしてその内情にくわしい者のこと。さとすずめ。また,吉原の素見(スケン)客。「―の觜(クチバシ)を閉ぢんと/洒落本・辰巳之園」 (2)歌舞伎舞踊の一。長唄。本名題「教草(オシエグサ)吉原雀」。初世桜田治助作詞。1768年江戸市村座初演。男鳥売,実は八幡太郎義家,女鳥売,実は鷹の精による郭(クルワ)気分の横溢した踊り。清元の改作は「筐花手向橘(カタミノハナムカシノソデノカ)」。

よしわら-にわか ヨシハラニハカ [5] 【吉原俄】🔗🔉

よしわら-にわか ヨシハラニハカ [5] 【吉原俄】 吉原遊郭中の稲荷祭などで郭(クルワ)の芸人・禿(カムロ)・若い衆などが行なった即興寸劇。明和(1764-1772)〜天明(1781-1789)頃盛んで,毎年8月に行なった。

よしわら-の-たいか ヨシハラ―タイクワ 【吉原の大火】🔗🔉

よしわら-の-たいか ヨシハラ―タイクワ 【吉原の大火】 1911年(明治44)4月,浅草吉原の遊廓から出火して山谷堀・千束町・南千住に延焼,二三町約六五〇〇戸を焼いた火事。

よしわら-ようじ ヨシハラヤウ― [5] 【吉原楊枝】🔗🔉

よしわら-ようじ ヨシハラヤウ― [5] 【吉原楊枝】 総(フサ)の長い歯磨き楊枝。吉原の遊郭で用いたのでいう。

よし-わるし [3] 【善し悪し】🔗🔉

よし-わるし [3] 【善し悪し】 「よしあし」に同じ。「世話をやきすぎるのも―だ」

大辞林 ページ 156378