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よそ-みみ [2][0] 【余所耳】🔗⭐🔉
よそ-みみ [2][0] 【余所耳】
よそながら聞くこと。聞くともなしに聞くこと。「夫婦仲の好いのは…余所目―にもわるくないもの/思出の記(蘆花)」
よそ-め [0] 【余所目】🔗⭐🔉
よそ-め [0] 【余所目】
(1)他人の見る目。また,他人事として見ること。はため。「―を気にする」「―には仲のよい夫婦に見えるが…」
(2)見て見ないふりをすること。よそみ。「うき目をば―とのみぞのがれゆく/古今(物名)」
(3)わき見をすること。よそみ。「あたりなる花の―に山川のまろ木の橋をふみぞわづらふ/為忠百首(木工頭)」
(4)見まちがえること。また,見まちがったもの。「卯の花の―なりけり山里のかきねばかりに降れる白雪/千載(夏)」
よそ-もの [0] 【余所者】🔗⭐🔉
よそ-もの [0] 【余所者】
(1)よその土地から来ている人。他国者。
(2)同族または同じ集団に属さない人。「―扱い」
よそ-ゆき [0] 【余所行き】🔗⭐🔉
よそ-ゆき [0] 【余所行き】
〔「よそいき」とも〕
(1)よそへ出かけること。「―の着物」
(2)外出のときに着る衣服。晴れ着。「―を着る」
(3)改まった態度や言葉づかい。「―の態度」
よそ-よそ (形動ナリ)🔗⭐🔉
よそ-よそ (形動ナリ)
立派で厳かなさま。堂々としているさま。「行者の知恵のけしき―にして/栄花(玉の台)」
よそ-よそ 【余所余所】 (形動ナリ)🔗⭐🔉
よそ-よそ 【余所余所】 (形動ナリ)
(1)別れ別れになっているさま。別別。「玉くしげ身は―になりぬとも/後拾遺(雑二)」
(2)よそよそしいさま。「いみじき事ありとも―にならじと契りける人/馬内侍集」
(3)所在をほのめかしていう語。そこらあたり。あちらの方。「銀貰うてからその銀で,―のお山が一つ買うてみたい/浄瑠璃・重井筒(上)」
よそよそ-し・い [5] 【余所余所しい】 (形)[文]シク よそよそ・し🔗⭐🔉
よそよそ-し・い [5] 【余所余所しい】 (形)[文]シク よそよそ・し
見知らぬ他人に対するような,親しみを全く示さない態度である。他人行儀である。「―・い態度」
[派生] ――さ(名)
大辞林 ページ 156390。