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ろくじ-ほう ―ホフ [0] 【六字法】🔗🔉

ろくじ-ほう ―ホフ [0] 【六字法】 〔仏〕 密教で,六字陀羅尼(ダラニ)を唱えて修する法。

ろく-じ 【六事】🔗🔉

ろく-じ 【六事】 ⇒りくじ(六事)

ろく-じ [2] 【六時】🔗🔉

ろく-じ [2] 【六時】 (1)〔仏〕 一昼夜を六分していう語。すなわち,晨朝(ジンジヨウ)・日中・日没(ニチモツ)・初夜・中夜・後夜(ゴヤ)のこと。この時間ごとに懺悔(ザンゲ)・念仏などの勤めをする修行が行われた。また,一昼夜・一日中。「―不断の香の煙もたえやしぬらん/平家 2」 (2)時刻の名の一。

ろくじ-ざんまい [4] 【六時三昧】🔗🔉

ろくじ-ざんまい [4] 【六時三昧】 〔仏〕 六時の勤行(ゴンギヨウ)を一心に勤めること。

ろくじ-どう ―ダウ [0] 【六時堂】🔗🔉

ろくじ-どう ―ダウ [0] 【六時堂】 六時に勤行(ゴンギヨウ)を行う堂。

ろくじ-の-ごんぎょう ―ゴンギヤウ 【六時の勤行】🔗🔉

ろくじ-の-ごんぎょう ―ゴンギヤウ 【六時の勤行】 〔仏〕 六時に念仏・誦経(ズキヨウ)をすること。

ろくじ-の-さん 【六時の讃】🔗🔉

ろくじ-の-さん 【六時の讃】 〔仏〕 浄土教で,六時に唱える,源信作の讃。極楽六時の讃。

ろくじ-らいさん [2] 【六時礼讃】🔗🔉

ろくじ-らいさん [2] 【六時礼讃】 〔仏〕 六時に仏を拝してその功徳をほめたたえること。また,その際に唱える文。

ろく-じ ―ヂ 【陸地】🔗🔉

ろく-じ ―ヂ 【陸地】 (1)「りくち(陸地)」に同じ。「この御船の―に着くべきやうもなし/謡曲・船弁慶」 (2)平らな土地。「心には―を歩むと思へ共/浄瑠璃・反魂香」

ろく-じ [1] 【録事】🔗🔉

ろく-じ [1] 【録事】 (1)記録のことを取り扱う役。かきやく。書記。 (2)公式の宴会の際に酒の世話などをする役。 (3)大宝令制による主典。軍中の雑務の監察をつかさどる。 (4)旧陸海軍で,軍法会議を構成する判任文官。

ろく-しき [0] 【六識】🔗🔉

ろく-しき [0] 【六識】 〔仏〕 (1)心のもつ六種のはたらき・作用。眼・耳・鼻・舌・身(触覚)・意(認識・推論)の各識の総称。 (2)「第六意識」に同じ。

ろくし-げどう ―ゲダウ [4] 【六師外道】🔗🔉

ろくし-げどう ―ゲダウ [4] 【六師外道】 〔仏〕 釈迦の時代に中インドに出た六人の有力な思想家のこと。釈迦とともに当時の非バラモン系の思想を代表する。無道徳論の富蘭那迦葉(フランナカシヨウ),宿命論自然論の末伽梨拘舎梨(マカリクシヤリ),懐疑論の刪闍耶毘羅胝子(サンジヤビラテイシ),快楽主義的唯物論の阿耆多翅舎欽婆羅(アギタキシヤキンバラ),無因果論的感覚主義の迦羅鳩駄迦旃延(カラクダカセンネン),ジャイナ教の開祖尼乾陀若提子(ニケンダニヤダイシ)(ニガンタ=ナータプッタ,別称マハー=ビーラ)のこと。

大辞林 ページ 157061