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わが-み [1] 【我が身】🔗🔉

わが-み [1] 【我が身】 ■一■ (名) 自分の体。自分。「―を省みる」「―を大切にする」 ■二■ (代) (1)一人称。わたし。われ。「―の事ありの儘に申すべし/沙石 2」 (2)二人称。目下の者に対して親しみをもって用いる。そち。おまえ。「―はこの国の者かと御尋ねありけれども/盛衰記 3」

――につまさ・れる🔗🔉

――につまさ・れる 自分の身に起こったことのように思われて,同情しないではいられない。「―・れる思い」

――をつねって人の痛さを知れ🔗🔉

――をつねって人の痛さを知れ 自分も苦痛をともにして,はじめて他人の苦痛を思いやることができる。

わか-みず ―ミヅ [2] 【若水】🔗🔉

わか-みず ―ミヅ [2] 【若水】 元旦に汲み,年神への供え物や家族の食事を調えるのに用いる水。これを飲むと一年の邪気を払うとされ,福茶をたてて家族一同で飲んだりもする。初若水。[季]新年。《―や人の声する垣の闇/室生犀星》 〔古くは,宮中で立春の早朝に,主水司(シユスイシ)が天皇に奉った水のこと〕

わか-みどり [3] 【若緑】🔗🔉

わか-みどり [3] 【若緑】 (1)松の新芽。また,その鮮やかな緑色。[季]春。 (2)「若松{(4)}」に同じ。 (3)〔太夫(タユウ)職を松の位ということから〕 遊女に仕えている禿(カブロ)。「三筋に三つの春たてば,松―/浄瑠璃・寿の門松」

わか-みや [2] 【若宮】🔗🔉

わか-みや [2] 【若宮】 (1)幼少の皇子。また,皇族の子。 (2)親神に対する御子神とその社。 (3)本宮を他所に勧請してまつった社。平安以降,横死者の祟(タタ)りを恐れてまつった社。また,その神をもいう。

わか-むき [0] 【若向き】🔗🔉

わか-むき [0] 【若向き】 若い人に適していること。若い人に似合うこと。「―のネクタイ」

大辞林 ページ 157162