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い-おん【倚音】🔗⭐🔉
い-おん [1] 【倚音】
⇒前打音(ゼンダオン)
い-おん【異音】🔗⭐🔉
い-おん [0] 【異音】
〔allophone〕
構造言語学における音韻論の術語。同一音素に属する様々な音声学的実現を指す。例えばザ行子音は「ざる」のように語頭では破擦音 [dz] だが,非語頭では「ひざ」のように摩擦音 [z] になる傾向がある。この場合に [dz] と [z] を,同一音素 /z/ に属する異音であるという。
い-おん【遺恩】🔗⭐🔉
い-おん
― [0] 【遺恩】
故人から受けた恩恵。「―に報いる」
― [0] 【遺恩】
故人から受けた恩恵。「―に報いる」
イオン
(ドイツ) Ion
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イオン [1]
(ドイツ) Ion
〔ギリシャ語で「行く」の意〕
電気を帯びた原子や原子団。中性の原子や原子団が電子を得たり失ったりすると負または正の電気を帯びた粒子が得られる。正の電気を帯びたものを陽イオンといい,負の電気を帯びたものを陰イオンという。電解質の溶液に電圧をかけると,陽イオンは陰極に向かい,陰イオンは陽極に向かって移動し,電流が流れる。
(ドイツ) Ion
〔ギリシャ語で「行く」の意〕
電気を帯びた原子や原子団。中性の原子や原子団が電子を得たり失ったりすると負または正の電気を帯びた粒子が得られる。正の電気を帯びたものを陽イオンといい,負の電気を帯びたものを陰イオンという。電解質の溶液に電圧をかけると,陽イオンは陰極に向かい,陰イオンは陽極に向かって移動し,電流が流れる。
イオン-か【―化】🔗⭐🔉
イオン-か ―クワ [0] 【―化】
中性の原子または原子団がイオンになること。
イオン-か【―価】🔗⭐🔉
イオン-か [2] 【―価】
イオンのもつ電気量を,電気素量(電子一個のもつ電気量の絶対値)を単位として表したもの。例えば,ナトリウム原子が電子一個を失ってできるナトリウムイオンのイオン価はプラス一,塩素原子が電子一個を得てできる塩化物イオン(塩素イオン)のイオン価はマイナス一。なお,符号をつけずに絶対値で表すこともある。
イオン-か-エネルギー【―化―】🔗⭐🔉
イオン-か-エネルギー ―クワ― [6] 【―化―】
原子・分子から,電子一個を引き離して陽イオンにするのに必要なエネルギー。一価の陽イオンからさらに電子一個を引き離すのに要するエネルギーは第二イオン化エネルギーと呼ぶ。普通,電子ボルトの単位で表す。イオン化ポテンシャル,イオン化電位,イオン化電圧とも呼ばれる。
イオン-か-けいこう【―化傾向】🔗⭐🔉
イオン-か-けいこう ―クワケイカウ [5] 【―化傾向】
普通には,水溶液中で金属が陽イオンになる性質の度合をいう。カリウム・カルシウムはイオン化傾向が大,プラチナ・金は小。
イオン-けっしょう【―結晶】🔗⭐🔉
イオン-けっしょう ―シヤウ [4] 【―結晶】
陽イオンと陰イオンとがイオン結合によって規則的に配列してできた物質。食塩の結晶などが例。一般に金属の塩類に多い。
イオン-こうかん【―交換】🔗⭐🔉
イオン-こうかん ―カウクワン [4] 【―交換】
ある種の不溶性の物質を電解質の水溶液中に浸しておくと,その物質中のイオンが溶液中に出て,溶液中のイオンがその物質中に取り込まれる現象。このような働きをする物質をイオン交換体という。
イオン-こうかん-じゅし【―交換樹脂】🔗⭐🔉
イオン-こうかん-じゅし ―カウクワン― [8] 【―交換樹脂】
水溶液中のイオンと交換できる酸性または塩基性の交換基をもつ有機高分子化合物。膜状にしたイオン交換膜もある。製塩,海水の淡水化,物質の精製,水酸化ナトリウムの製造など多方面に利用される。
イオン-せき【―積】🔗⭐🔉
イオン-せき [2] 【―積】
⇒水のイオン積
イオン-ちゅうにゅう【―注入】🔗⭐🔉
イオン-ちゅうにゅう ―ニフ [4] 【―注入】
〔ion implantation〕
半導体に不純物を添加する方法の一。不純物をイオン化してビームにし,電気的に制御しながら目的の半導体に注入するので,正確に添加量やその分布を変えることができる。現在の IC 生産技術の中核の一。
イオン-はんけい【―半径】🔗⭐🔉
イオン-はんけい [4] 【―半径】
原子一個からできるイオンについて,イオンを球とみなしたときの半径。イオン結晶でのイオン間の距離をもとにして推定する。
イオン-はんのうしき【―反応式】🔗⭐🔉
イオン-はんのうしき ―ハンオウ― [6] 【―反応式】
イオンが関与する反応をイオン記号で表した化学反応式。
イオン-ビーム
ion beam
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イオン-ビーム [4]
ion beam
原子や分子から電子衝撃などによってつくられたイオンを,電場や磁場によって制御して方向性を整えた流れ。イオン源(銃)・加速部電磁レンズ・偏向部などから構成される装置でつくられる。加速器,半導体中への不純物注入・表面清浄化・表面加工,表面および内部の分析などに用いられる。
ion beam
原子や分子から電子衝撃などによってつくられたイオンを,電場や磁場によって制御して方向性を整えた流れ。イオン源(銃)・加速部電磁レンズ・偏向部などから構成される装置でつくられる。加速器,半導体中への不純物注入・表面清浄化・表面加工,表面および内部の分析などに用いられる。
イオン-ほうしゃ-けんびきょう【―放射顕微鏡】🔗⭐🔉
イオン-ほうしゃ-けんびきょう ―ハウシヤケンビキヤウ [0] 【―放射顕微鏡】
試料表面の原子配置を観察する装置。調べようとする物質を針状にして陽極とし,蛍光膜をつけた陰極との間に高電圧をかけ,管内に少量のヘリウムを入れる。陽極に衝突して生じたヘリウム-イオンが蛍光膜に直進して表面の拡大像をつくる。倍率約一〇〇万倍。電界イオン顕微鏡。
イオン-ポンプ
ion pump
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イオン-ポンプ [4]
ion pump
(1)気体の分子をイオン化して特殊な固体表面に吸着させ,気体の分子を取り除く真空ポンプ。
(2)生体膜を通して無機イオンを輸送する酵素の総称。
ion pump
(1)気体の分子をイオン化して特殊な固体表面に吸着させ,気体の分子を取り除く真空ポンプ。
(2)生体膜を通して無機イオンを輸送する酵素の総称。
イオン-ロケット
ion rocket
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イオン-ロケット [5][4]
ion rocket
セシウム・水銀・アルゴンなどのイオン化した荷電粒子を加速・噴出させ,その反動で飛ぶロケット。
ion rocket
セシウム・水銀・アルゴンなどのイオン化した荷電粒子を加速・噴出させ,その反動で飛ぶロケット。
い-おんびん【イ音便】🔗⭐🔉
い-おんびん [2] 【イ音便】
音便の一。発音上の便宜のために,「き」「ぎ」「し」「り」の子音 k, g, s, r が脱落して「イ」の音になる現象。「書きて→書いて」「泳ぎて→泳いで」「指して→指いて」「美しき→美しい」「おっしゃります→おっしゃいます」の類。一般には,用言の活用語尾に現れるものを指すが,それ以外の場合もある。
大辞林に「いおん」で始まるの検索結果 1-22。